・8回目、人的資本の価値最大化を推進
日本精工は3月9日、優良な健康経営を実践する企業として上位500社が選定される「健康経営優良法人2026(大規模法人部門)~ホワイト500~」に認定されたと発表した。同社の同認定取得は8回目となる。
同制度は、日本健康会議が主導し、特に優れた健康経営に取り組む企業を顕彰する制度。従業員や求職者、取引先、金融機関などに対し、健康経営に積極的な企業を「見える化」することを目的としている。
日本精工は、経営資源強化に向けた重点施策として「人的資本の価値最大化」を掲げ、多様な人材が個性や能力を最大限に発揮できる企業づくりを進めている。従業員とその家族の心身の健康を事業活動の基盤と位置づけ、健康経営を重要な経営戦略の一つとして取り組みを推進している。
2025年度には、健康宣言や健康マネジメント方針、健康経営戦略マップなど、同社の健康経営の基本方針を刷新。新たな戦略マップでは、「からだ」「こころ」「せいかつ」の3つのテーマについて、予防と悪化防止の観点から施策を整理し、それぞれにKPIを設定することで施策の質と成果の向上を図っている。
具体的な取り組みとしては、ペアで禁煙に取り組む「スワンスワン二人三脚」や、運動習慣づくりと職場コミュニケーションの活性化を組み合わせた「NSK歩こうフェス」などを実施。従業員同士のつながりや楽しさ、気づきを重視した「NSKらしい健康づくり」を推進している。
日本精工は1916年、日本で初めて軸受(ベアリング)の生産を開始。現在は軸受、自動車部品、精機製品などを展開し、世界約30カ国に拠点を持つグローバル企業へと成長している。軸受分野では世界第3位のシェアを持ち、ボールねじや電動パワーステアリングなどでも世界的な存在感を示す。
同社は企業理念として「モーション&コントロール(MOTION & CONTROL)」を通じた安全で円滑な社会への貢献と地球環境保全を掲げており、長期ビジョン「NSKビジョン2026『あたらしい動きをつくる。』」のもと、社会への価値創出と企業成長の両立を目指している。