ホロット(Haulotte) :2026年3月9日
高所作業車メーカーのホロットは、イタリア・ローマ近郊のアプリリアに新たなサービス拠点を開設し、同国における顧客サービス体制を強化した。中部および南部イタリアの顧客へのサポート向上を目的としたもので、機械のダウンタイム短縮や物流効率の改善を図る。
同拠点は2026年1月から稼働しており、顧客への迅速な対応やサービス体制の強化を目的とした戦略投資の一環。ホロット・イタリア(Haulotte Italia)のゼネラルマネージャー、ニコラ・ビオリーニ(Nicola Violini)氏は「アプリリア拠点の開設により、これまでメーカー直営サービス拠点が不足していた地域の課題を解消できる。物流を簡素化し、機械の停止時間を短縮するとともに、成長著しい市場において信頼性の高い地域サービス拠点を提供できる」と述べた。
新ワークショップは屋内600㎡、屋外1,000㎡の敷地を備え、ホロット製機械の整備・修理専用施設として運用する。すでに同地域で展開しているモバイルサービスを補完し、レンタル会社の保有機械やリフティング機器が多く稼働する地域の顧客を支援する。
これまでイタリア中部・南部の顧客の大規模修理は、同社ミラノ本社のワークショップで対応するケースが多く、輸送時間やコストの増加が課題となっていた。アプリリア拠点の稼働により、より迅速なサービス対応と物流コストの低減が可能になるという。
ホロット・イタリアのサービスマネージャー、ジョバンニ・ザッカリア(Giovanni Zaccaria)氏は「すでに強い需要が確認されており、この地域にメーカーの直接拠点が必要だったことが明らかになっている。新ワークショップにより、専門的な技術サポートを提供するとともに、顧客の保有機械の稼働率向上に貢献できる」とコメントした。
近年、高所作業機器市場ではアフターサービスが重要な差別化要素となっている。ホロットは機械販売に加え、定期メンテナンスから延長保証を含むフルサービス契約まで幅広い保守契約を提供しており、認定技術者が純正部品を用いて対応している。
今回のアプリリア拠点開設は、機械のライフサイクル全体を通じた顧客支援を強化する同社の取り組みの一環。ビオリーニ氏は「特にレンタル会社にとって稼働継続性は極めて重要であり、信頼性が高く利用しやすいサービス体制の提供が不可欠だ。今後も顧客満足度の最大化を目指していく」としている。
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