コネクレーンズ、タイとニュージーランドで企業買収、APACの産業サービス事業を拡大

コネクレーンズ(Konecranes):2026年3月9日

コネクレーンズは3月9日、アジア太平洋地域(APAC)におけるサービス事業の拡大を目的として、タイとニュージーランドの企業をそれぞれ買収したと発表した。取得したのはタイのエックス・ケークレーン(Ex-Kcranes)とニュージーランドのトリメイト・インダストリーズ(Trimate Industries Ltd.)。両社の買収は2026年第1四半期に完了した。取得額は公表していない。

エックス・ケークレーン(Ex-Kcranes)はタイ湾沿岸のラヨーン(Rayong)に本拠を置く産業サービス会社で、タイおよびラオスの顧客にサービスを提供している。

一方、トリメイト・インダストリーズ(Trimate Industries Ltd.)はクレーン用部品やスペアパーツの販売を手掛ける企業で、ニュージーランドで広い導入実績を持つデマグ(Demag)の販売代理店でもある。

今回買収した2社の年間売上高の合計は約250万ユーロで、コネクレーンズには約20人の従業員が加わる見込み。これにより同社はAPAC地域での産業サービス網を強化し、既存設備の保守・サービス事業の拡大を図る。

コネクレーンズは顧客志向と継続的な事業成長、業務改善への取り組みによりマテリアルハンドリング業界のリーダー的存在となっている。デジタル化や技術開発への投資に加え、物流・搬送の効率化を通じて経済の脱炭素化や循環型社会の実現、安全性向上を支援するソリューションの開発を進めている。

同社は産業用クレーンやマテリアルハンドリングソリューションを提供する世界的企業で、50カ国以上で約1万6500人の従業員を擁する。2025年のグループ売上高は42億ユーロ。株式はナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki、証券コード:KCR)に上場している。

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