JLGインダストリーズ、レンタル向け輸送車両「ジェルダン15トンLPインダストリアルキャリア」を強化、重機輸送の効率化を支援

JLGインダストリーズ(JLG Industries):2026年3月4日

高所作業車メーカーのJLGインダストリーズは3月4日、レンタル会社や建設・産業向け車両の輸送ニーズに対応するため、「ジェルダン15トンLPインダストリアルキャリア(Jerr-Dan 15-Ton LP Industrial Carrier)」の強化モデルを発表した。耐久性や構成の柔軟性、操作性を高め、高稼働のレンタルフリートに適した重機輸送ソリューションとして展開する。新モデルは3月2~4日に米フロリダ州オーランドで開催されたレンタル業界展示会「ザ・エーアールエーショー2026(The ARA Show 2026)」のJLGブースで初公開された。

JLGインダストリーズは、オシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation)傘下で、高所作業車(MEWP)やテレハンドラを世界的に展開するメーカー。今回のキャリアは、同社グループのトラックボディブランドジェルダン(Jerr-Dan)が開発した。

同モデルは、レンタル事業者が保有する高稼働の輸送車両を想定し、耐久性の高い構造と多様な仕様を用意。最大3万ポンド(約13.6トン)のデッキ積載能力を備え、デッキ長は24~30フィートの複数仕様を設定した。デッキ素材は、アピトン材(Apitong wood)の木材仕様のほか、木材上にトラクションプレートを配置したタイプ、木材上にスチール製ダイヤモンドプレートを組み合わせたタイプなどを用意し、地域や輸送機器の種類に応じた構成が可能としている。

荷役機能としては、2万ポンド級のワームギアまたは遊星ギア式ウインチを選択可能で、いずれもエアフリースプール機能を備え、機材の積み込みや回収作業の操作性を高めた。

さらに後部牽引機能も強化しており、5,000ポンドのホイールリフト、手動または油圧延長式のピントルヒッチ、油圧式リアドックスタビライザーなどのオプションを用意。建設機械や高所作業車などの多様な輸送シーンに対応する。

操作性や安全性にも配慮し、両側照明付き操作パネル、ワイヤレスリモート操作、LED照明、後方認識インジケーター(RAIL)、バックカメラなどを装備可能とした。加えて、滑り止め塗装付きラブレール、折りたたみ式アクセスラダー、ヘッドボードのチェーンラック、交通コーン収納などを備え、ヤードや現場での作業安全性と効率性を高めている。

車体は総車両重量4万6,000ポンド以上のシャシーへの架装を想定し、重機輸送に必要な高い耐久性とフリート標準化への対応を図った。

ジェルダンの営業・サービス担当ディレクター、エバン・ランダウアー(Evan Landauer)氏は「レンタル事業者は、取り扱う機械と同様に信頼性と柔軟性を兼ね備えた輸送ソリューションを求めている。今回の新モデルは、レンタルフリートの稼働率向上と効率的な運用を支援する実用的な輸送車両になる」と述べた。

同製品は、JLGが展開するレンタル事業者向け製品・サービス群の一環として提供され、同社の販売代理店ネットワークと生産体制を通じて供給される。

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