JLG、86フィート級テレスコピックブームリフト「860SJ+」を初公開

・CONEXPOで生産前モデルを披露、積載能力と生産性を強化

JLGインダストリーズ(JLG Industries):2026年3月3日

JLGインダストリーズは3月3日、米ラスベガスで開催された建設機械展示会「CONEXPO-CON/AGG」において、新型テレスコピックブームリフト「JLG 860SJ+」を初公開した。従来の「860SJ」をベースに、プラットフォーム積載能力や作業効率、整備性を向上させたモデルで、高所作業の生産性向上と現場対応力の強化を狙う。

同社は、オシュコシュ(Oshkosh Corporation)のグループ企業で、高所作業車(MEWP)やテレハンドラーの世界的メーカー。今回の新機種は、展示会の北ホール(ブース番号N12308)でプレビュー機として披露された。

新型機は最大作業床高さ86フィート(約26メートル)のテレスコピックブームリフトで、人気モデル「860SJ」の実績を基に設計。プラットフォーム積載能力の拡張、オペレーター機能の向上、整備性の改善などを盛り込み、建設、鉄骨建方、産業保全などの用途を想定する。

JLGのブームリフト製品マネージャー、サム・マイヤーズ(Sam Myers)氏は
「顧客の声を反映し、より生産的で効率的な作業を実現する機械を開発するという当社の取り組みを示すモデルだ。要求の厳しい建設や鉄骨建方、産業メンテナンス用途で求められる性能や機動性、汎用性を備えている」とコメントした。

■生産性と作業性能を向上

860SJ+では、高所作業時間の最大化を目的に、次のような性能向上が図られている。

・従来の標準機より多くの資材や作業員をプラットフォームに積載可能
・最大積載時でも優れた水平リーチ性能を確保
・複雑な作業現場や障害物の多い環境でも機体位置決めや操作の柔軟性を向上
・認可された電源オプションを装備することで、プラットフォーム上から高出力溶接機器の使用が可能

■整備性と稼働率の改善

新モデルでは保守性も強化した。サービスポイントへのアクセス性を高めるとともに、整備部位の集中配置によりトラブルシューティングやメンテナンスを容易にした。

また、同社のIoTプラットフォーム「クリアスカイ・スマートフリート(ClearSky Smart Fleet)」を搭載。機体状態や稼働データを遠隔監視でき、フリート管理者による予防保全や稼働管理を支援する。

■市場ニーズに対応した新モデル

マイヤーズ氏は「860SJ+は進化する建設現場のニーズに対応するために設計された。展示会で実機を見てもらうことで、当社の高性能テレスコピックブームリフトの系譜を受け継ぎながら、新しい生産性機能を体感してもらえる」と述べた。

なお、今回展示された機体は生産前のプレビュー機であり、仕様は今後変更される可能性がある。

■会社概要
JLGインダストリーズ(JLG Industries)は高所作業機器の設計・製造・販売を手掛ける世界的メーカーで、モバイル高所作業車やテレハンドラーなどを主力製品とする。親会社のオシュコシュ(Oshkosh Corporation)は米ウィスコンシン州に本社を置き、世界150カ国以上で特殊車両・機械を展開している。

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