・女性の健康支援とダイバーシティ推進を強化
日本精工(NSK)は3月9日、3月8日の国際女性デー(International Women’s Day)に合わせ、女性の健康づくりやダイバーシティ推進に関する取り組みを実施すると発表した。国内では「更年期」をテーマとしたオンライン講演会を開催するほか、海外拠点でも女性のエンパワーメントをテーマとしたイベントを行う。
国内では3月19日、NSKグループ従業員とその家族を主対象に、更年期に関する講演会をオンライン形式で開催する。国際女性デー2026のテーマ「Give to gain(与えることで得る)」を踏まえ、思いやりや協働を通じて女性の活躍機会を広げる取り組みの一環として実施する。
講演では、更年期に関する正しい知識のほか、プレ更年期世代に向けたセルフケアや、自分らしくいきいきと過ごすためのヒントなどを紹介する。年齢や性別を超えた相互理解を深め、支え合いながら好循環を生み出すことで、誰もが健やかに働ける職場環境づくりにつなげることを目的としている。
海外でも、ヨーロッパおよび米国のNSKグループ会社で国際女性デーのイベントを実施。3月5日(現地時間)には、これまでの自己成長やリーダーシップの経験をどのように他の女性のエンパワーメントにつなげるかをテーマにした講演会を開催し、女性のキャリア形成や相互支援への理解を深めた。
同社はこれまで、女性の健康支援やキャリア支援を中心に取り組みを進めてきた。具体的には2022年に「仕事と治療の両立支援ガイドブック(不妊治療編)」、2024年に「自分を大事にするためのヘルスケアガイド~女性の健康応援編~」を発行するなど、健康と仕事の両立を支援する施策を展開している。
また人的資本経営の取り組みとして、「多様な人材が集まる会社」「多様な人材がスキル・能力を伸ばし成長できる会社」「安全で健全な職場」の3つを目指す姿に掲げ、人材方針と人材戦略を策定。従業員一人ひとりが挑戦できる環境づくりを進めている。
健康経営の面では、トップによる「NSK健康経営宣言」と「NSK健康マネジメント基本方針」を定め、従業員とその家族の心身の健康への投資が企業価値向上につながるとの考えのもと、全社的な健康マネジメント体制を整備している。
女性活躍推進についても経営課題の一つと位置付け、採用における女性比率の向上、働きやすい環境づくり、キャリア形成支援などを推進。グローバルで女性活躍の取り組みを進め、ダイバーシティ&インクルージョンを通じた競争力強化を目指している。
日本精工は1916年に日本初のベアリング生産を開始したメーカーで、現在は約30カ国に拠点を展開。ベアリング分野で世界第3位のシェアを持つほか、ボールねじや電動パワーステアリングなどでも世界市場をリードしている。企業理念「MOTION & CONTROL™」のもと、ビジョン2026「あたらしい動きをつくる。」を掲げ、社会価値と企業成長の両立を目指している。