コマツは3月5日、セネガル共和国の職業訓練センター「セーエフピーティー・エスジェイ(CFPT-SJ)」で、同社による奨学金制度の創設を記念した式典を1月19日に開催したと発表した。若者の技術教育へのアクセス向上と産業人材の育成を目的とした取り組みで、西アフリカ地域の人材育成支援を強化する。
同制度は、2025年にコマツとCFPT-SJの間で締結した契約に基づき創設されたもの。奨学金は同センターの学生を対象とし、技術教育を受ける若者を支援することで、地域産業の発展に寄与する人材の育成を目指す。
記念式典には、セネガル職業訓練大臣や駐セネガル日本国大使、CFPT-SJの校長・教職員・在校生のほか、国際協力機構ジャイカ(JICA)、コマツ代理店のビーアイエー(BIA)、コマツ関係者などが出席し、同社による教育支援の新たな取り組みを祝った。
式典では、1,400人以上の応募者の中から選ばれた10人の奨学生が紹介され、地域産業の将来を担う若手人材として期待が寄せられた。また、CFPT-SJがセネガルおよび西アフリカ地域で先進的な技術教育を提供している点も高く評価された。
式典に出席したコマツの小川啓之会長は、「本奨学金制度は、コマツがグローバルで展開する人材育成支援の一環であり、人づくりを通じた持続可能な社会の実現に向けた取り組みをさらに強化するもの。奨学生が自信と探究心をもって学びを深め、将来の産業発展に貢献することを期待している」と述べた。
コマツは世界各国で建設機械・鉱山機械分野の技術教育や職業訓練を支援しており、アフリカやアジアなどで技術者育成プログラムの実施や訓練施設の整備を進めてきた。今回のセネガルでの奨学金制度創設もその取り組みの一環で、同社は今後も地域の持続的発展と産業振興に資する人材育成活動を継続していく方針。
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