・北米市場での存在感強化
アトラスコプコ(Atlas Copco):2026年3月3日
アトラスコプコ・グループは3月3日、米ルイジアナ州のポータブルコンプレッサ販売会社サイプレス・エクイップメント・レンタル(Cypress Equipment Rental, Inc.、以下サイプレス)を買収し、グループ傘下に加えたと発表した。取得価格は非公表。
サイプレスは米国ルイジアナ州に拠点を置き、従業員14人。買収に伴い、全従業員がアトラスコプコ・グループに加わる。同社は石油・ガス、石油化学、ブラスト(研磨材)施工、橋梁・パイプライン建設、オフショアサービスなど、多様な産業分野の顧客基盤を持つ。
アトラスコプコ・グループのパワーテクニーク事業エリア(Power Technique)を率いるアンドリュー・ウォーカー(Andrew Walker)社長は、「今回の買収により、米国ポータブルコンプレッサ市場における当社のプレゼンスを一段と強化できる。特に石油・ガス分野の専門用途での展開力を高め、同地域でのリーダーシップをさらに強固にする」とコメントした。
また、サイプレスの拠点はニューオーリンズ(New Orleans)とバトンルージュ(Baton Rouge)の中間に位置し、米国内でも産業活動が活発な工業地帯の中心部に立地している点も戦略上の強みと強調した。
サイプレスの2025年の売上高は約1,760万米ドル(約174百万スウェーデンクローナ)。買収後は、パワーテクニーク事業エリア内のポータブルエア部門(Portable Air division)に組み込まれる。
■アトラスコプコ・グループの概要
アトラスコプコ・グループは、圧縮空気・真空ソリューション、エネルギーソリューション、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立およびマシンビジョンソリューションの4事業エリアを展開する。2025年のグループ売上高は1,680億スウェーデンクローナ、従業員数は約5万6,000人。