日本精工、NSK奨学財団、2025年度外国人奨学生3名の採用式を開催

日本精工(NSK)は3月4日、同社が設立した一般財団法人NSK奨学財団が2025年度奨学生の採用式を3月3日に開催し、日本の大学院に留学する外国人学生3名に採用証を授与したと発表した。

NSK奨学財団(英文名:NSK Scholarship Foundation)は、2017年4月に設立。アジアの一員である日本を本拠とする「ものづくり企業」として、アジア地域における次世代人材の育成を目的に活動している。毎年、社会科学系・理工学系の日本人学生と、理工学系のアジア出身外国人学生を対象に奨学生を選出し、授業料、生活費、渡航費の給付を含む支援を行っている。

今回の採用式には、新たに採用された外国人奨学生3名のほか、前年度以前に採用された奨学生や、過去に支援を受けた卒業生も出席。奨学生同士の交流を通じてネットワークを深めた。

同財団は、2016年11月に創立100周年を迎えた日本精工が、企業理念の精神および「NSKビジョン2026『あたらしい動きをつくる。』」に基づき設立したもの。円滑で安全な社会への貢献、地球環境の保全、グローバルな活動による人々との結びつきの強化といった理念を背景に、紛争や飢餓、気候変動対策、自然保護など、世界的課題の解決に資する高度人材の育成を支援している。

事業内容は、①海外の大学・大学院へ留学する日本人学生への奨学金給付(年4名、社会科学系・理工学系)、②日本の大学院へ留学するアジア出身外国人学生への奨学金給付(年4名、理工学系)。日本人学生については、世界に貢献する強い意思を持つ次世代リーダーの育成を、外国人学生についてはアジア地域の理工系人材育成を支援する。

日本精工は1916年に日本初の軸受(ベアリング)を生産して以来、100年以上にわたり軸受、自動車部品、精機製品などを展開。1960年代初頭から海外展開を進め、現在は約30カ国に拠点を構える。軸受分野で世界第3位の地位を占めるほか、ボールねじや電動パワーステアリングでも高い競争力を持つ。

同社は企業理念として「MOTION & CONTROL™」を掲げ、円滑で安全な社会の実現と地球環境の保全を目指すとともに、グローバルな事業活動を通じて国境を越えた人と人との結びつきを強化していく方針。財団活動もその一環として、社会価値と企業価値の両立を図る取り組みと位置付けている。

詳細は、ニュースリリース