AEM (Association of Equipment Manufacturers、米国製造業者協会):2026年3月1日
北米最大の建設機械展示会「コネクスポ・コン/アグ(CONEXPO-CON/AGG2026」の開幕が間近に迫っている。総展示面積は約290万平方フィート、出展社は2,000社超、教育セッションは150以上にのぼり、建設業界のあらゆる分野を網羅する一大イベントだ。
主催者団体である米国設備製造業者協会(AEM:Association of Equipment Manufacturers)はこのほど、同展示会のショーチェアを務めるエルビーエックス(LBX Company)の社長兼CEO、エリック・ソバージュ(Eric Sauvage)氏にインタビューを実施した。
■ショーチェアとしての視点「業界の物語を増幅」
ソバージュ氏は、AEMの展示会・イベントチームと連携し、経験豊富な委員会メンバーとともに運営を主導してきたと振り返る。これまで出展者として参加してきたが、今回は運営側として企画・実行に関与。「北米最大の建設機械展示会を支える準備と実行の重みを改めて実感した」と語る。
今回は業界のストーリー発信を強化する新たな施策や、来場者の体験価値向上、出展者のエンゲージメント拡大を目的とした新プログラムを導入。「CONEXPO-CON/AGGに匹敵する展示会は他にない」と自信を示した。
■最優先はディーラー・顧客との接点強化
LBXにとっての最優先事項は、ディーラーや顧客、ビジネスパートナーとの関係強化だ。同社は150年以上の歴史を持つリンクベルト(Link-Belt)ブランドの伝統と先進性を前面に打ち出す。
会期中は、乳がん啓発を支援する「ピンクベルト」オークションや、戦略の柱である「プレミアム製品とソリューション」「関係重視」「企業文化の強み」を体現するVIPナイトイベントなどを実施する。
■来場者・出展者への提言
来場者に対しては、事前に「マイ・ショー・プランナー(My Show Planner)」を活用し、効率的な動線を計画することを推奨。教育セッションや新企画「ショップ・トーク&ウォーク(Shop Talks & Walks)」などを積極的に活用すべきとした。
一方、出展者に対しては「巨大規模の展示会では来場者の自然流入だけに頼るのは不十分」と指摘。SNSやデジタル施策を通じた事前プロモーションの重要性を強調した。
■技術トレンド:自動化・電動化が加速
今回の展示会で顕在化するトレンドとして、機械ガイダンスやマシンコントロール、自律運転機能などの高度化を挙げる。これらは現場の安全性向上や人手不足対策に直結する技術だ。
さらに、コネクティビティ強化によるスマートジョブサイト化、予知保全、プロジェクト管理の高度化も進展。電動モデルやハイブリッド機の継続的な拡充も見込まれる。
■過去最大規模で出展
LBXの今年のテーマは「ヒア・バイ・ハードワーク(HERE BY HARD WORK)」。展示面積は過去最大の3万1,900平方フィート、構造物は8,000平方フィートとし、12台の機械を展示する予定だ。
ソバージュ氏は「3年に一度の大規模投資であり、入念な準備を重ねてきた。当社が何者であり、ディーラーや顧客、地域社会をどのように支えているかを示す絶好の機会」と語った。
CONEXPO-CON/AGG 2026は、業界の技術革新と社会的役割を国内外に示す場として、今回も大きな注目を集めそうだ。
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