三一(SANY)、CONEXPO 2026で北米向け新機種とスマート技術・サービスを披露

三一(SANY):2026年2月26日

三一(SANY)は、米ラスベガス・コンベンションセンターで開催される「コネクスポ・コン/アグ(CONEXPO-CON/AGG)2026」に出展し、北米市場向けとして過去最大規模となる製品ポートフォリオ、先進技術、サービス体制を披露する。出展テーマは「Together, We Move the Future Forward」。高性能化、インテリジェント技術、そして長期的パートナーシップを軸に、建設機械の次世代像を提示する。

■北米市場向けに新機種10モデルを投入

ブースF44054では、建機32機種とアタッチメント17種を展示。このうち10機種は北米市場向けの新モデルとなる。

主な出展機は以下の通り。

・SY10Uミニショベル(SY10U Mini Excavator)
ゼロテールスイング設計により狭小現場で高い機動性を発揮。フル油圧式ロードセンシングシステムを採用し、サスペンションシートやワイドアームレストを装備するなど、上級クラスの操作性を追求した。

・SY335LC中型ショベル(SY335LC Medium Excavator)
カミンズ(Cummins)製9Lエンジン(209kW)を搭載。同クラスで高トルク・大排気量を実現する。バケット掘削力204kN、アーム掘削力153kNを誇り、力強く精密で効率的な掘削性能を発揮する。

・SCA3300Aラチスブームクローラクレーン(SCA3300A Lattice Boom Crawler Crane)
日射量に応じて透過度を自動調整するスマートウインドシールドを装備。補助動力装置(APU)をオプション設定し、省エネと排出ガス低減を図る。

・SCA1100TBテレスコピッククローラクレーン(SCA1100TB Telescopic Crawler Crane)
360度サラウンドビューモニタリングシステムを採用し、安全な揚重作業を支援。APUの選択により燃料消費とエンジン摩耗の低減が可能。

・新世代ホイールローダSW940L(SW940L Wheel Loader)
カミンズ(Cummins)B6.7エンジンとZF製トランスミッション・ドライブアクスルを組み合わせる。フル電子制御システムを採用し、主要アタッチメントに対応。自動リミット制御、ワンタッチバケットシェイク、パラレルリフト、タイヤ空気圧モニタリング、アタッチメント自動選択・位置決めなどのインテリジェント機能を備える。

・STH5519テレハンドラー(STH5519 Telehandler)
後退レーダーと荷重モーメント保護機能を標準装備。多機能ジョイスティックの採用により作業効率を20%向上させた。安定係数1.3以上を確保し、安全な揚重性能を実現する。

■機械・データ・人をつなぐスマート技術

三一(SANY)はハードウェアだけでなく、ダウンタイム最小化と稼働率最大化を目的としたスマートソリューション群も紹介する。

・サニーAIサービスアシスタント(SANY AI Service Assistant/SASA)
インテリジェント診断、対話型故障特定、迅速な部品識別を可能にし、保守効率を高める。

・サニールートパイロット(SANY RootPilot)
高精度3Dガイダンスにより、よりスマートで迅速かつ高効率な施工を支援。

・サニーリモートコントロール(SANY Remote Control)
米国ショールームから約6,500マイル離れた湖州(Huzhou)のショベルを遠隔操作。AI支援によりワンクリックで掘削・積込み作業を行うことが可能。

■北米20年の実績を基盤に

三一(SANY)は米国市場参入から20年を迎え、顧客とともに事業を拡大してきた。今回のCONEXPO 2026では、製品力に加え、アフターサービスやサポート体制の強化も強調し、建機のライフサイクル全体を支える総合力を訴求する。

同社は、性能向上、デジタル化、そして長期的パートナーシップを通じて、北米建設市場の次なる成長局面を支えていく方針。

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