・山梨県・ウッタルプラデシュ州の連携を軸にMOU締結
水電解スタック事業などを手掛けるカナデビアは2月27日、インドの石油・鉱物資源および再生可能エネルギー開発事業者Infistar Energy Private Limited(本社・グジャラート州アーメダバード、以下Infistar)と、インド・ウッタルプラデシュ州におけるグリーン水素製造分野での協議・検討・協力を目的とするMOU(協力覚書)を締結したと発表した。
MOU署名は2月26日に山梨県甲府市内で開催された「山梨県・ウッタルプラデーシュ州 国際交流協力に係る意見交換会」の場で行われたもので、山梨県の長崎幸太郎知事とウッタルプラデシュ州のヨギ・アディティヤナート州首相が立ち会うなど、両自治体のパートナーシップのもとで合意が正式に確認された。 会合では、グリーン水素技術の推進に加え、人的交流や観光交流の一層の拡大についても活発な意見交換が行われた。
山梨県とインド最大の人口を擁するウッタルプラデシュ州は、2024年12月に互恵関係構築に向けた基本合意書を締結しており、今回のMOUはこの枠組みを具体的な産業協力に発展させる位置付けとなる。 インド政府は2030年までにグリーン水素の年産能力を500万トンへ拡大する目標を掲げており、再生可能エネルギー由来のグリーン水素は脱炭素社会実現に向けた中核エネルギーとして期待が高まっている。
カナデビアは山梨県都留市に、水素発生装置のキーデバイスとなる水電解スタックの量産工場建設を計画しており、今後は同工場での生産を含む自社の水素発生装置や関連サービスをインド側プロジェクトへ展開する構え。 同社は、日印両地域の連携を通じたグリーン水素の社会実装を進めることで、水素社会およびカーボンニュートラルの実現に貢献し、持続可能な社会インフラの構築を目指すとしている。
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