米キャタピラー、Cat Rentalsのデジタル刷新、地元ディーラー検索からオンライン管理まで一元化

・テレマティクス統合でレンタル機管理を高度化

キャタピラー(Caterpillar)2026年2月25日

キャタピラーは2月25日、米テキサス州アービング(Irving, Texas)で、レンタル事業ブランド「キャットレンタルズ(Cat Rentals℠)」のブランド刷新とデジタルツールの機能強化を発表した。北米最大級の建設機械展示会「コネクスポ・コン/アグ(CONEXPO-CON/AGG)2026」で公開する。新たなデジタル基盤により、キャット(Cat®)ディーラーネットワーク全体で、よりシームレスで効率的なレンタル体験を提供する。

今回の強化では、ディーラーとのコミュニケーションを一層円滑化するとともに、テレマティクス情報を統合。機械データの可視性を高めることで、レンタル機のフリート管理を高度化する。

■デジタル体験を大幅刷新
年内に順次導入される新しい「catrentals.com」では、地元ディーラーの検索、最適機種の選定、オンラインでのレンタル手続き、契約機の管理までを一元的に行える。検索機能も強化され、必要な機械を迅速に見つけられるようにした。

顧客ダッシュボードも刷新し、過去・現在・今後のレンタル状況を一覧表示。機材の引き揚げ(コールオフ)、サービス対応、機材移動などをセルフサービスで管理できる機能を備える。さらに、レンタル詳細画面では、稼働率やテレマティクスデータ、請求情報を確認可能。通知やアラートのカスタマイズにも対応し、フリートおよび事業運営の最適化を支援する。

キャットレンタルズは今後、キャット公式サイト(cat.com)およびビジョンリンク(VisionLink™)と連携した統合エコシステムの一部として機能する。さらに年内には、新たな「キャットAIアシスタント(Cat® AI Assistant™)」を統合し、顧客がレンタル手続きを円滑に進められるよう支援する計画だ。

キャタピラーのフィル・ケリハー上級副社長(Phil Kelliher/Senior Vice President, Cat Rental & Used)は、「レンタルプロセスをより簡単にし、可視性を高めることが狙いだ。デジタルツールを通じて顧客がより効率的に課題へ対応できるようにする」と述べた。そのうえで「ブランドデザインや体験は進化するが、地域密着とグローバルネットワークに支えられた顧客へのコミットメントは変わらない」と強調した。

■“機械以上”の価値を提供
新たなブランドアイデンティティは、現場に最適な機械を確実に届け、プロジェクトを完遂することを重視する姿勢を明確化するもの。単品の短期レンタルから大規模プロジェクトまで対応し、迅速なサポートと即戦力となる機械供給、そして適切な機種選定のノウハウを提供する。

ブランド刷新はコネクスポを皮切りに段階的に展開。AI技術をはじめとする先進機能を順次導入し、レンタルビジネスの高度化を図る。

キャットレンタルズの詳細は、最寄りのキャットディーラーまたは公式サイト(catrentals.com)で確認できる。

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