・自動走行による精密散布技術を地上散布車にも展開
バイエル クロップサイエンス(東京都千代田区)は2月26日、果樹・園芸作物分野における精密農業の拡大に向け、農業用無人車「R100」「R200」の2機種を発売したと発表した。自動走行による精密散布技術を地上散布車にも展開し、作業の効率化と省力化をさらに推進する。
近年、農業分野では担い手不足や高齢化が進む中、作業負担の軽減と生産性向上が喫緊の課題となっている。とりわけ果樹や園芸作物では、圃場条件が複雑で、きめ細かな防除作業が求められることから、効率的かつ精密な散布技術へのニーズが高まっている。
今回販売を開始した「R100」「R200」は、自動走行機能を備えた農業用無人車で、あらかじめ設定したルートに沿って圃場内を走行し、薬剤などを精密に散布する。これにより、作業者の負担軽減と作業時間の短縮を図るとともに、散布ムラの低減や適正量散布によるコスト削減にも貢献する。
両機種は、圃場条件や栽培体系に応じて選択可能なラインアップとし、小規模圃場から比較的広いエリアまで対応。自動走行技術の活用により、作業者は遠隔での監視や複数作業の同時進行が可能となり、労働生産性の向上が期待される。
バイエル クロップサイエンスでは、これまで培ってきた精密散布技術やデジタル技術を活用し、空中散布に加えて地上散布分野にも自動化技術を展開。果樹・園芸分野における精密農業の普及を加速させる方針。
同社は今後も、データとテクノロジーを活用したソリューションを通じて、持続可能な農業の実現と生産現場の課題解決に貢献していく考え。
詳細は、ニュースリリース
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