・観光機能併設の「まめごろうファクトリー」
岩手県盛岡市は2月10日、南部煎餅の製造・販売を手がける小松製菓(二戸市)が市内の道明地区新産業等用地を取得し、新たに盛岡工場を開設すると発表した。操業開始は令和9年6月を予定している。2月17日に市役所で立地協定書の調印式を行う。
新工場は、本社に次ぐ第二の製造拠点として整備するもので、名称は「まめごろうファクトリー モリーオ」。立地場所は盛岡市向中野字幅41番3。流通面での利便性や人材確保の優位性に加え、店舗・見学機能を併設することで観光拠点としての展開も見込めることから、同地への進出を決定した。
事業内容は南部煎餅の製造・開発・販売。とくに厚焼きタイプの煎餅(クッキー生地)の専用工場として展開する計画で、生産体制の強化と商品開発力の向上を図る。
雇用面では、盛岡市および近隣市町から製造従事者や設備維持管理者を積極的に採用する方針。操業初年度は20人体制とし、5年以内に40人体制への拡大を目標とする。
また、工場には直営店舗やカフェスペースを併設するほか、工場見学機能も設ける予定。製造現場を活用した体験型施設とすることで、地域のにぎわい創出や交流人口の拡大にもつなげる考えだ。
同社は昭和45年4月設立、資本金1,000万円、従業員数259人(2026年2月1日現在)。南部煎餅の製造・販売を主力とし、岩手県内を中心に事業を展開している。
今回の立地は、道明地区新産業等用地への企業誘致の一環であり、盛岡市はものづくり分野の集積強化と地域経済の活性化を期待している。
<プロジェクト概要>
事業者:株式会社小松製菓
事業所名:盛岡工場「まめごろうファクトリー モリーオ」
所在地:岩手県盛岡市向中野字幅41番3
操業時期:2027年6月(予定)
事業内容:南部煎餅の製造・開発・販売(厚焼きタイプ専用工場)
雇用計画:初年度20人、5年以内に40人体制
主な特徴:店舗・カフェ併設、工場見学機能を整備