三菱重工サーマルシステムズ、インドに合弁で現地法人、空調機の現地生産を開始

・急拡大市場で供給力とサービス体制を強化

三菱重工グループの三菱重工サーマルシステムズ(東京都千代田区)は2月24日、インドに空調機の生産拠点となる現地法人「ミツビシ・ヘビー・インダストリーズ–IAPLエアコンディショナーズ(Mitsubishi Heavy Industries–IAPL Air Conditioners Private Limited)」を設立し、1月22日に事業を開始したと発表した。インドの販売パートナーであるIAPLグループ(IAPL Group Private Limited)との合弁会社。

インドの空調市場は、所得水準の向上や都市化の進展、気候特性などを背景に普及率が上昇しており、今後も高い需要拡大が見込まれている。同社はこれまで、タイ生産の空調製品をIAPLと連携してインドへ輸入・販売し、全国規模の販売・サービスネットワークを構築することで事業を拡大してきた。

今回、長年のパートナーであるIAPLと共同で現地生産拠点を立ち上げたことで、急成長市場への対応を一段と強化する。具体的には、販売網のさらなる拡充と安定したアフターサービスの提供、需要増に対応した供給能力の拡大、生産体制およびサプライチェーンの強化を進める。現地生産化により地産地消体制を確立し、価格競争力やリードタイムの面でも優位性を高める方針だ。

三菱重工グループは、2021年10月に公表した中期経営計画「2021事業計画」で、2040年のカーボンニュートラル達成を目指す「ミッション・ネットゼロ(MISSION NET ZERO)」を掲げている。空調分野では、低環境負荷冷媒の採用や高効率化を進めた製品の投入を通じて脱炭素化に貢献していく考えで、インド市場においても環境性能の高い製品展開を推進する。

<新会社概要>
会社名:ミツビシ・ヘビー・インダストリーズ–IAPLエアコンディショナーズ(Mitsubishi Heavy Industries–IAPL Air Conditioners Private Limited)
代表者:山平英樹
事業内容:空調機の製造・販売
設立日:2026年1月22日
所在地:インド共和国ハリヤナ州

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