リープヘル、サウジアラビアに新生産拠点、独サウジ産業協力を強化

リープヘル(Liebherr):2026年2月20日

リープヘルは2月20日、サウジアラビアのキング・アブドゥッラー・エコノミック・シティ(King Abdullah Economic City)における新生産拠点の起工式を2月2日に実施したと発表した。新工場の建設着手は、同社とサウジ側パートナーとの長年にわたる協力関係における重要な節目となる。

起工式は、ドイツ連邦経済・エネルギー相のカテリーナ・ライヒェ氏(Katherina Reiche)が主導。リープヘルとジュファリ(Juffali)との戦略的パートナーシップの深化を象徴する行事となった。

■現地生産体制を構築、技術移転も重視

今回の新拠点建設により、リープヘルはサウジアラビア国内での生産体制構築に本格的に乗り出す。新施設では、ドイツ本社のエンジニアリングおよび製造ノウハウと現地の専門技術を融合し、グローバルで統一されたリープヘル基準に基づく生産を行う計画。

特に、知識移転(ナレッジトランスファー)を重視し、現地人材の育成と高度技能の定着を図る。これにより、長期的な産業基盤の強化と技術力向上を支援する方針。

同プロジェクトは、リープヘルが中東地域における産業成長に継続的にコミットしていることを示すものであり、サウジアラビアが掲げる国内製造業拡大戦略とも合致する。新工場は地域市場向けの供給拠点として機能し、強靭かつ効率的な産業構造の構築にも寄与する見通し。

■40年以上にわたる協力関係

リープヘルとジュファリは40年以上にわたり協業関係を築いてきた。相互信頼と長期投資、共通の産業価値観を基盤とするパートナーシップを背景に、サウジ市場での事業展開を拡大してきた。

今回の新生産拠点は、その協力関係の新たな段階を示すものであり、リープヘルにとってサウジアラビアが戦略的に重要な市場であることを改めて印象付ける案件となる。

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