ディア社(Deere & Company):2026年2月19日
ジョンディア(John Deere)は2月19日、建設テクノロジー企業テナ(Tenna)の買収を完了したと発表した。テナは米ペンシルベニア州ニューホープに本拠を置く企業で、建設業界向けの車両・機械管理ソリューションを提供している。
ジョンディアを展開するディア社は、2025年12月22日に同社の買収意向を公表。2026年2月18日に最終契約を締結し、今回の買収完了に至った。
買収後もテナは「テナ(Tenna)」のブランド名で独立した事業体として運営を継続する。建設顧客向けに直接サービスを展開し、異なるメーカーの機械が混在する現場(ミックスドフリート)を対象とした顧客重視型のビジネスモデルを軸に、事業の拡大と成長を図る方針だ。
建設業界では、機械や車両の稼働管理、位置情報把握、保守最適化などを実現するデジタルソリューションの重要性が高まっている。今回の買収により、ジョンディアは自社機のみならず他社製機械も含めた統合的なフリート管理分野での競争力強化を進めるとみられる。建設分野におけるデジタル化・スマート化戦略を一段と加速させる狙いだ。
■ジョンディア(John Deere)について
ジョンディアは約200年前、鋼製プラウ(すき)を原点として創業。現在は農業機械、建設機械、林業機械、芝管理機械、パワーシステムなど幅広い分野で事業を展開している。食料、繊維、燃料、インフラの生産を支える企業として、世界規模でイノベーションを推進している。