アマダ、湘南ベルマーレ株式50.002%を取得、地域主導の独立経営体制に移行

アマダは2月20日、RIZAPスポーツパートナーズが保有する湘南ベルマーレの発行済株式50.002%を、フジタ、産業能率大学、日本端子、マッケンジーハウス、Authense Holdingsと共同で取得することで合意し、株式譲渡契約を締結したと発表した。手続き完了後、速やかに株式譲渡を実行する予定。

今回の株式取得により、湘南ベルマーレは特定の親会社に依存しない、地域に根差した独立経営体制へ移行する。アマダは株主としてクラブの自立的な運営を尊重しつつ、社会的信用の向上や安定的な経営基盤の構築を側面から支援する。

■協賛から株主へ、支援体制を強化

アマダグループは2020年から湘南ベルマーレのオフィシャルクラブパートナーを務め、2025年からはオフィシャルプレミアムパートナーとして支援を継続してきた。今回、クラブのホームタウンに拠点を置く企業として、より強固な支援体制を構築することが目的という。

同社は「湘南ベルマーレは地域が支え育んできた市民クラブ」との立場を強調。地域社会と連携しながら持続可能で安定したクラブ運営を支え、ファンやサポーターが将来にわたり安心して応援できる環境づくりを目指す。

■取得後の株主構成

RIZAPスポーツパートナーズが保有していた13,587株(持株比率50.002%)を、以下の6者が取得する。

・フジタ:4,000株(取得比率14.720%)
・アマダ:4,000株(同14.720%)
・産業能率大学:1,500株(同5.520%)
・日本端子:1,087株(同4.000%)
・マッケンジーハウス:1,500株(同5.520%)
・Authense Holdings:1,500株(同5.520%)

※取得株数は既存保有分を含まない。取得比率は発行済株式総数に対する今回取得分の割合。

製造業を中心とする地域企業が連携してクラブ経営を支える体制は、地域密着型スポーツクラブの新たなモデルケースとなる可能性がある。地元有力企業であるアマダの資本参加は、同社の地域貢献戦略の一環としても注目されそうだ。

ニュースリリース