・データ駆動型マイニング技術を強化
キャタピラー(Caterpillar Inc.):2026年2月17日
キャタピラーは2月17日、豪州の鉱山ソフトウェア企業、RPMグローバル・ホールディングス(RPMGlobal Holdings Limited)を買収したと発表した。これにより、データ駆動型の鉱山向けテクノロジーおよびソフトウェアソリューションのポートフォリオを拡充し、鉱山の計画・操業・管理の高度化を支援する体制を強化する。
RPMグローバル(RPMGlobal)はオーストラリア・ブリスベン(Brisbane)に本社を置き、鉱山バリューチェーン全体を対象とするソフトウェアを展開。鉱山技術分野で深いドメイン知見を有し、データ活用を軸としたソリューションで世界的な実績を築いてきた。両社は2025年10月に買収契約締結を発表していた。
デニス・ジョンソン氏(Denise Johnson)=キャタピラー(Caterpillar)リソース・インダストリーズ部門グループプレジデント=は、「今回の買収は、鉱山顧客が日々直面する課題の解決に向けた当社戦略を前進させる重要な節目だ。RPMグローバルのソフトウェア能力と、キャタピラーの実績ある機械および技術ソリューションを組み合わせることで、鉱山現場のパフォーマンス向上に向けた新たな機会を創出する。実用的かつ拡張性のある形で、顧客ニーズに根ざしたマイニング技術の未来を切り拓いていく」と述べた。
また、リチャード・マシューズ氏(Richard Mathews)=RPMグローバル(RPMGlobal)CEO=は、「両社の技術提供内容は補完関係にあり、キャタピラーは当社の人材および製品にとって理想的なパートナーだ。ソリューションをより深く統合することで、鉱山会社が日常的に直面する最も困難な課題に対し、より的確に対応できるようになる」とコメントした。
RPMグローバルは今後も「RPMGlobal」ブランドの下で製品・サービス提供を継続する。
今回の買収により、キャタピラーは機械本体とデジタルソリューションを統合した総合提案力を一段と強化し、鉱山の自動化・高度化ニーズへの対応を加速させる方針だ。
■ キャタピラーについて
キャタピラーは建設・鉱山機械、オフハイウェイ向けディーゼルおよび天然ガスエンジン、産業用ガスタービン、ディーゼル電気機関車などを手がける世界最大級のメーカー。2025年の売上高は676億ドル。パワー&エナジー、建設産業、リソース・インダストリーズの3事業を柱に、グローバルディーラーネットワークおよびキャット・ファイナンシャル(Cat Financial)による金融サービスを通じて事業を展開している。
■ RPMグローバルについて
RPMグローバルは約50年にわたり鉱山業界向けソフトウェアを開発・提供してきた専業企業。鉱山ライフサイクルの各段階で付加価値を最大化する技術を展開し、125カ国以上で安全性・環境性・効率性の向上に寄与してきた実績を持つ。
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