日鉄エンジニアリングは2月19日、岩手沿岸南部広域環境組合が発注した「岩手沿岸南部クリーンセンター基幹的設備改良事業」を受注し、契約を締結したと発表した。施設の基幹設備を更新・改良するとともに、2041年3月までの15年間にわたり運営・維持管理を担う。
同センター(岩手県釜石市)は、2008年にDBO方式で発注され、同社グループが建設および2011年4月の稼働開始以降の運営・維持管理を担当してきた。シャフト炉式ガス化溶融炉(73.5トン/日×2炉)を備え、多様な廃棄物の処理が可能。東日本大震災では3万トン超の災害廃棄物を処理し、被災地復興と地域の安定的なごみ処理体制の確保に寄与してきた実績を持つ。
今回の事業は、稼働から約15年が経過したことを踏まえ、施設の長期活用を目的に基幹的設備改良工事を実施するもの。主要機器の更新・改良により高効率化を図り、CO₂排出量の削減と設備の長寿命化を目指す。設計・建設期間は2026年2月から2030年3月まで、運営・維持管理は2026年4月から2041年3月までの15年間。
同社はこれまでの施設建設および長期運営の実績を活かし、自治体ニーズに応じた最適提案を通じて、地域における安定的かつ持続可能な廃棄物処理体制の確立に貢献していく方針だ。
<プロジェクト概要>
事業名:岩手沿岸南部クリーンセンター基幹的設備改良事業
発注者:岩手沿岸南部広域環境組合
事業方式:DBO方式
施設概要:シャフト炉式ガス化溶融炉(73.5t/日×2炉)
所在地:岩手県釜石市大字平田
設計・建設期間:2026年2月~2030年3月
運営・維持管理期間:2026年4月~2041年3月
事業内容:主要機器の更新・改良による延命化・CO₂排出量削減、2041年3月までの15年間の運営・維持管理
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