・Fendt、Massey Ferguson、PTxが実用的な自動化・精密農業ソリューションを提案
AGCO:2026年2月17日
農業機械および精密農業技術の世界的大手AGCOは、2月25日から27日まで米テキサス州サンアントニオで開催される「2026年コモディティ・クラシック(Commodity Classic)」に出展し、フェント(Fendt)、マッセイファーガソン(Massey Ferguson)、PTxの各ブランドによる最新技術を紹介すると発表した。
会場では合計2万4,000平方フィート超の展示スペースを設け、最新の精密農業機器、既存機の後付け(レトロフィット)技術、先進的な自動運転ソリューションを披露。来場するプロ農家に対し、生産性・効率性・収益性向上につながる具体的な導入提案を行う。
AGCOのマーケティング担当バイスプレジデント、マイク・ロング(Mike Long)氏は「コモディティ・クラシックは、プロフェッショナル農家と直接対話し、経営を前進させる最新ソリューションを紹介する絶好の機会だ。先進機械、レトロフィット技術、次世代自動化を融合し、現場の実情に即した提案を行う」としている。
■フェント:コンパクト高性能と完全自動運転を提案
フェント(ブース1181)は、出力・精度・自動化分野での最新技術を前面に打ち出す。新型「フェント500バリオ(Fendt 500 Vario)」シリーズを初披露し、コンパクト設計と高性能を両立。統合操作プラットフォーム「フェントワン(FendtONE)」やスマート農業機能を組み合わせ、高い汎用性を実現する。
「フェント800バリオGen5(Fendt 800 Vario Gen5)」は、マッサージ機能付きシートや「ウルトラビジョンLED(UltraVision LED)」照明など快適装備を備えつつ、高い機動性と燃費性能を両立。さらに、「PTxトリンブル・アウトラン(PTx Trimble OutRun)」を搭載した「フェント1000バリオGen4(Fendt 1000 Vario Gen4)」は、グレインカートや耕起作業における完全自動運転を実演し、将来の自律農業を提示する。
このほか、コンバイン「フェントIDEAL(Fendt IDEAL)」の清掃性能や自動化機能のアップデートも紹介する。
■マッセイファーガソン:実用性と稼働率向上を強化
マッセイファーガソン(ブース781、1081)は、堅牢かつシンプルな設計思想に、直感的で実証済みの技術を融合。作業機制御システム「TIM(Tractor Implement Management)」や農場管理プラットフォーム「PTxファームエンゲージ(PTx FarmEngage)」を組み込んだソリューションを展開する。
主力展示は「MF 9S」トラクターと「500R」スプレーヤー、プランター。あらゆる規模の農場に対応する高性能機を訴求する。また、新たに組み込み型保証プログラム「MFオールウェイズ・ランニング(MF Always Running)」を導入。予測可能な保有コストとダウンタイム最小化により、農家のリスク低減と稼働率向上を図る。
■PTx:播種・散布・自動化の革新技術
PTx(ブース1681)は、プレシジョン・プランティング(Precision Planting)およびPTxトリンブル(PTx Trimble)の両ブランドによる革新製品を紹介。冬季カンファレンスで発表した新製品として、種子姿勢制御装置「アローチューブ(ArrowTube)」、全面散布と局所散布を1工程で可能にするインテリジェント散布システム「シンフォニービジョン|デュオ(SymphonyVision | Duo)」を展示する。
さらに、既存機に後付け可能な自動運転システム「アウトラン(OutRun)」も披露。会場では専門スタッフが常駐し、収量向上や経済性改善、作業効率化に向けた具体的な運用改善策を提案する。
AGCOは、ブランド横断での精密農業技術や自律化技術、メーカーを問わないレトロフィット技術を強みに、農家の持続的な生産性向上を支援している。今回の展示を通じ、2026年に向けた現場主導のソリューションを広く訴求する考え。
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