・岡山県補助金活用
三井E&S(東京都中央区)は、アンモニアを主燃料とする二元燃料エンジンの製造に向け、岡山県玉野工場に約61億円を投じて新たな製造設備を導入する。岡山県は「大型投資・拠点化促進補助金」を活用することを決定した。
2月13日付の岡山県発表によると、対象は三井E&S玉野工場(岡山県玉野市玉3-1-1)。投資額は約61億円で、このうち県補助金は約2.8億円を予定する。
今回の設備投資は、アンモニアを主燃料とする二元燃料エンジンの製造体制構築が目的。具体的には、貯蔵タンクからアンモニアをエンジンへ供給する燃料供給装置の導入に加え、燃料弁製造ラインを新設する。脱炭素化の流れを背景に、アンモニア燃料エンジンの需要拡大を見据えた先行投資と位置付けられる。
着工は2026年3月、操業開始は2029年4月を予定。玉野工場は同社の主力拠点の一つであり、今回の投資により次世代舶用推進システムの中核拠点としての機能強化を図る。
三井E&Sは、舶用推進システムの開発・製造・販売のほか、港湾クレーンなど物流システム、産業用機械・設備事業を展開する総合重工メーカー。連結従業員数は5,966人、連結売上高は3,151億円(いずれも2025年3月期)。国内工場は玉野工場(岡山県玉野市)と大分工場(大分県大分市)を有する。
<プロジェクト概要>
所在地:岡山県玉野市玉3丁目1番1号(三井E&S 玉野工場)
投資額:約61億円
県補助金:約2.8億円(予定)
事業内容:アンモニアを主燃料とする二元燃料エンジンの製造設備導入(燃料供給装置、燃料弁製造ライン)
着工:2026年3月
操業開始:2029年4月