・地元高松出身アスリートをトップスポンサーとして支援
タダノは2月18日、2026年8月に開幕する米国女子プロ野球リーグ(WPBL)に挑戦する高松市出身の佐伯絵美選手とスポンサー契約を締結したと発表した。世界市場で事業を展開する同社が、地元ゆかりのアスリートをトップスポンサーとして支援する。
WPBLは、2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で史上初の女性コーチを務めたジャスティン・シーガル氏らが創設した新リーグ。初年度はボストン、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコの4球団で構成される。米国で本格的な女子プロ野球リーグが設立されるのは、1943~54年に存在した全米女子プロ野球リーグ(AAGPBL)以来、約70年ぶりとなる。
佐伯選手は2001年8月13日生まれの24歳。小学2年から野球を始め、神戸弘陵学園高校、履正社スポーツ専門学校を経てカナダへ留学。現地クラブチームでのプレーを重ねた。2023~24年は阪神タイガースWomenに所属し、全日本女子硬式野球選手権大会優勝に貢献。その後、WPBL創設の発表を受けて退団し、再びカナダを拠点に活動している。
2025年10月に行われたWPBL創設ドラフトでは、ロサンゼルス拠点のチームからチーム内7番目の上位指名を受けた。現在はカナダでの活動に加え、ウインターシーズンにはオーストラリアのクラブチームでもプレーしており、2026年シーズンからWPBLロサンゼルスでのプレーが予定されている。ポジションは遊撃手および投手。
タダノは香川県高松市に本社を置き、建設用クレーンなどLifting Equipment分野で世界No.1を目指す。中期経営計画(2024~26年)では「Reaching new heights」をスローガンに掲げ、グローバルでの事業拡大と企業価値向上を推進している。ひたむきに世界へ挑戦する佐伯選手の姿勢が同社のビジョンと重なることから、今回の支援を決定した。
佐伯選手は「地元・香川から世界へ挑戦し続けるタダノ様に、一人のアスリートとして可能性を信じ、応援していただけることを心より感謝しております。同じ香川を原点に、それぞれのフィールドで世界に挑み続ける存在として、このご縁は大きな励みです。挑戦する姿そのもので恩返しできるよう、世界の舞台で全力を尽くします」とコメントしている。
産業機械メーカーによるアスリート支援は、ブランド価値向上や地域貢献の一環として広がりつつある。タダノにとっても、グローバル市場でのプレゼンス強化と企業理念の発信を両立する取り組みとして注目される。
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