ジョンディア、2026年スタートアップ協業企業を発表、先進センシング・解析・自動化分野で連携強化

ディア社(Deere & Company):2026年2月12日

ジョンディア(John Deere、ディア・アンド・カンパニー〈Deere & Company〉、NYSE:DE)は2月12日、2026年の「スタートアップ・コラボレーター・プログラム(Startup Collaborator Program)」に参加する5社を発表した。同プログラムは2019年に開始され、農業、建設、道路建設分野の顧客に付加価値をもたらす技術を持つスタートアップ企業との連携強化を目的としている。

コーポレート・ディベロップメント&ストラテジー担当バイスプレジデントのウェス・ロビンソン(Wes Robinson)氏は、「本プログラムを通じて、当社が展開する各産業分野の重要課題に対応する技術を持つスタートアップと協業している。リアルタイムの機械・フリート分析、先進センシング、AI駆動ロボティクス、デジタル作物インテリジェンスまで、実用的なイノベーションをより迅速に市場投入し、顧客の精度向上、生産性向上、持続可能性の実現を支援する」と述べた。

今回選定された2026年コホート(第8期)の参加企業は以下の通り。

■ エアーズ・エムエル(AIRS ML)
エッジAI技術を活用し、センシングと機械学習を融合したオンデバイス型インテリジェンスを構築。産業機械やモビリティ資産のリアルタイム監視および予知保全を実現する。

■ アイオータグ(IoTag)
特許取得済みのテレマティクスソリューションを提供。機械の稼働データを高度な分析情報へと変換し、農業および建設分野の混在フリートにおける性能最適化を支援する。

■ レゾナグ(resonAg)
オーストラリアのアグリテック企業。医療、鉱業、石油・ガス分野で実績のある技術を応用し、精密農業向けの高度な土壌センシングシステムを開発している。

■ トルクエージーアイ(TorqueAGI)
現実世界での推論能力と自律性を備えた次世代エンタープライズロボットを支えるAI基盤モデルを開発する。

■ エアロボティクス(Aerobotics)
ドローンおよびモバイル画像と先進的なコンピュータビジョン、AIを組み合わせ、果樹産業向けに高精度な分析を提供。生産者や選果業者、出荷業者が収量予測や作業最適化を行うための意思決定を支援する。

ジョンディアのコーポレート・ディベロップメント担当プリンシパルであるコルトン・サリヤーズ(Colton Salyards)氏は、「第8期コホートの各社は、モニタリング、センシング、AI、ロボティクス、データ駆動型分析にまたがる補完的な技術を有している。緊密な連携を通じて、これらの技術を農業および建設分野の顧客にとって実用的な価値へと転換していく」とコメントした。

ジョンディアは約200年前に鋼製プラウの開発から事業を開始。現在は農業機械、建設機械、林業機械、芝管理機械、パワーシステムなど幅広い分野で事業を展開している。食料、繊維、燃料、インフラの生産を支える企業として、技術革新を通じた産業高度化を推進している。

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