・持続可能な林業戦略を強化、機械化植林分野を拡充
ディア社(Deere & Company):2026年2月17日
ジョンディア(John Deere)を展開するディア・アンド・カンパニー(Deere & Company)は2月17日、フィンランドの林業機械メーカー、リステック(Risutec Oy)から植林機に関する知的財産権および関連資産を取得したと発表した。取得により、同社の林業(シルビカルチャー)戦略を強化し、再植林に取り組む顧客に対する持続可能な林業ソリューションの提供体制を拡充する。
ジョンディアのグローバル林業部門副社長メアリー・パット・タブ氏(Mary Pat Tubb)は、「リステックのチームが持つ技術力と人材が、当社の林業分野の専門性と大きな相乗効果を生むことを期待している。高度に機械化された植林ソリューションやグローバル市場に関する知見、長年の経験と業界への情熱は、当社の既存チームを補完するものだ」とコメントした。
今回取得した製品群は、顧客の作業条件に応じて構成を変更できる植林機ポートフォリオで、オプションとして高精度林業ソフトウエアの搭載も可能。これにより、生産性向上や林業管理データの高度な分析を実現する。製品はジョンディアおよびワラタ(Waratah)の一部林業機械ディーラーを通じて、世界で販売・サービス提供される。
同社は、機械化の進展により手作業による植林への依存を大幅に低減できるとしている。これにより、作業者が極端な気象条件や険しい地形、野生動物などのリスクにさらされる機会を減らすとともに、顧客のオペレーション全体の生産性向上を図る。
本件のクロージングは2026年2月中を予定している。
■ディア・アンド・カンパニー(Deere & Company)について
約200年前に鋼製プラウ(すき)を開発したことを起点に事業を拡大。現在は農業、建設、林業、芝管理、パワーシステムなどの分野で技術革新を推進し、食料・繊維・燃料・インフラの生産を支える企業としてグローバルに事業を展開している。