コマツ、草場泰介氏が新代表取締役に、堀越健氏は6月退任へ

コマツは2月16日、同日開催の取締役会において代表取締役の異動を決議したと発表した。4月1日付で草場泰介取締役(兼)常務執行役員が代表取締役(兼)専務執行役員に就任する。今吉琢也代表取締役社長(兼)CEOは現職を継続する。

今回の異動は経営体制変更に伴うもの。これにより同社の代表取締役は、今吉氏と草場氏の2人体制となる。

一方、堀越健代表取締役(兼)専務執行役員は、4月1日付で取締役に異動。6月開催予定の定時株主総会終結時をもって任期満了により取締役を退任し、顧問に就任する予定である。

新たに代表取締役に就任する草場氏は1965年11月2日生まれ(60歳)。1989年にコマツ入社後、商品開発部門や海外拠点での勤務を経て、研究・開発分野を中心にキャリアを重ねてきた。

■主な経歴は以下の通り。

1989年4月:コマツ入社
1996年8月:技術本部商品開発室大阪開発センタ管理部
1996年~1998年:米国パデュー大学留学
2005年4月:英国コマツ勤務(~2008年3月)
2016年4月:執行役員就任
2017年4月:開発本部建機第一開発センタ所長
2018年4月:開発本部車両第三開発センタ所長
2020年5月:コマツアメリカ株式会社社長兼COO
2023年4月:常務執行役員、CTO
2025年4月:開発本部長
2025年6月:取締役(兼)常務執行役員(研究・開発管掌)

現在はCTOおよび研究・開発管掌の常務執行役員として技術戦略を担っており、グローバル拠点での経営経験も有する。所有株式数は3万3,500株(提出日現在)。

建設機械業界では、電動化や自動化、デジタル技術の高度化が加速する中、研究開発体制の強化とグローバル経営の高度化が重要課題となっている。今回、技術トップであるCTO経験者を代表取締役に起用することで、次世代技術戦略と経営の一体化を一段と進める狙いとみられる。

新体制は4月1日に発足する。

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