高松機械、25年4〜12月売上は9.7%減 の90億500万円、通過予想は変えず

高松機械工業が2026年3月期第3四半期決算を発表した。売上高は90億500万円で前年同期比9.7%減少し、営業損失は2億3,400万円となったが、前年同期の2億9,700万円の損失から改善した。経常損失は2億5,300万円で前年同期の2億6,800万円から縮小し、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億6,900万円で前年同期の7億6,600万円から大幅に回復した。1株当たり四半期純損失は25.02円で、前年同期の71.20円から改善が見られた。

全体の業績は、工作機械業界の外需伸長が寄与したものの、内需の厳しさが続いた影響を受けた。日本経済ではインバウンド需要の拡大や輸出の堅調さで回復が進んだ一方、物価上昇の長期化で消費者マインドが慎重化し、円安基調が企業収益に影響を及ぼした。業界全体の受注総額は前年比8.4%増の1兆2,188億円と好調だったが、同社グループの売上は減少した主な要因として、国内向けと欧州・北米向けの販売減が挙げられる。一方、受注高は91億5,900万円で0.9%増と微増し、アジア市場の堅調さが支えた。

■セグメント別業績
セグメント別では、工作機械事業の売上高が79億4,300万円で9.4%減少し、営業損失が2億9,600万円となったが、前年同期の3億3,800万円の損失から改善した。地域別売上では国内が50億2,100万円で5.8%減、北米が8億4,600万円で34.7%減、欧州が2億3,400万円で52.5%減となった一方、アジアは18億4,100万円で13.0%増と伸長した。IT関連製造装置事業の売上高は9億2,900万円で13.5%減だったが、営業利益は5,000万円で45.2%増と収益性が向上した。自動車部品加工事業の売上高は1億3,100万円で1.9%減だったものの、営業利益は1,100万円で87.4%増と大幅改善した。

■ 通期の連結業績予想
通期の連結業績予想は変更なく、売上高125億1,900万円で前年比9.9%減、営業損失4億8,200万円、経常損失5億5,300万円、親会社株主に帰属する当期純損失6億円を見込む。1株当たり当期純損失は55.65円となる見通しで、修正の必要はないとしている。

高松機械工業の2026年3月期第3四半期決算短信