神戸製鋼、25年4〜12月の建設機械(コベルコ建機)売上は2.3%減の2,872億円、25年度予想は0.5%増3,900億円

・通期の経常利益は33.2%減の125億円見込む

神戸製鋼所が2月6日に発表した2026年3月期第3四半期(4〜12月、25年度3Q累計)連結業績によると、建設機械部門(コベルコ建機)の売上高は、前年同期比2.3%減の2,872億円(前年同期2,939億円)、経常利益は前年度に計上したエンジン認証問題に関する補償金収入の剥落等により、同68.1%減の69億円(同216億円)となった。

第3四半期累計における油圧ショベルの販売台数は、前年同期比2.6%減の15,400台(前年同期:15,400台)。うち国内は3,900台(同:4,800台)、海外は11,500台(同:10,600台)。また、クローラークレーンは、7.4%減の238台(同:257台)だった。

2025年度については、売上高は前年度比0.5%増の3,900億円(前年度3,880億円)、経常利益は同33.2%減の125億円(前年度187億円)となる見通し。販売台数の減少を見込むものの、円安進展に伴う輸出採算の改善や固定費を中心としたコスト改善等により、前回予想(85億円)から40億円の増益を見込む。
油圧ショベルの2025年度販売は、同2.9%増の20,900台(前年度20,300台)、クローラークレーンは、同11.8%減の330台(同374台)を見込んでいる。

2025年度の需要環境によると、油圧ショベル市場は、日本はレンタル需要の低迷の長期化等により、前回比減少。中国は政府主導の農地整備工事における重機需要の伸び悩み等により、前回比減少。北米はインフラ投資等が堅調に推移し、前回比増加。欧州は英国、イタリアを中心とした需要回復により、前回比増加。東南アジアはインドネシアでの農地開発プロジェクト等により、前回比増加としている。

神戸製鋼所の2026年3月期決算説明資料