JCB、北アイルランドで電力工事向け「3CX PRO」初期導入が稼働

JCB:2026年2月4日

JCBのバックホーローダー「3CX PRO デュアルドライブ(3CX PRO DualDrive)」が、北アイルランドで電力インフラ工事に投入された。カウンティ・ダウンを拠点とする建機レンタル会社P・スミス・ディガー・ハイヤー(P. Smyth Digger Hire)が、同地域で初期導入機の1台を購入した。

新型3CX PROは、北アイルランドのモイラ村近郊で、北アイルランド・エレクトリシティ・ネットワークス(Northern Ireland Electricity Networks、NIE Networks)向けの電力ケーブル用電柱設置工事に即座に投入されている。機械はJCB正規ディーラーのデニソンJCB(Dennison JCB)が供給した。

同機の最大の特長は、JCB最新のバックホー技術であるデュアルドライブ(DualDrive)機能。オペレーターが掘削機側を向いたまま走行・位置調整が可能となり、電柱建て作業や道路工事において、単一車線内での作業効率を大幅に高める。従来よりもスムーズな前後移動が可能となり、交通規制の最小化にも寄与する。

P・スミス・ディガー・ハイヤーのオーナー兼オペレーターであるリッキー・スミス(Ricky Smyth)氏は、「NIEネットワークス向けの作業が多く、デュアルドライブは当社の業務に最適だ。電柱から電柱へ、体をひねることなく前後移動できるため、時間の無駄がなく、車線規制も1車線で済む。公共への影響を最小限に抑えられる」と評価する。

さらに同氏は、「走行速度も速く、長距離移動が多い当社にとって大きなメリットだ。日によっては往復100マイル近く走ることもある。ダウンタイムが許されない業務だけに、デニソンJCBからのサービスとサポートには非常に満足している」と述べた。

新型3CX PROはこのほか、オペレーターの負担を軽減するシングルローダーレバー、操作性を高めた改良型進行方向コントロール、作業精度を向上させるリターン・トゥ・グレード機能(Return-to-Grade)を装備。さらに、フォークキャリッジを拡幅した強化クイックヒッチや、掘削機とローダー操作を同時に制御できるデ・ボグ機能(De-bog Feature)も搭載している。

電力・道路インフラ工事を中心に、都市部での効率的な施工需要が高まる中、JCB 3CX PROは実用面での競争力を示しつつある。

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