・暦年受注1兆6千億円突破、外需が過去最高水準を牽引
日本工作機械工業会が2月3日に発表した2025年12月の受注総額は1,586億円(前年同月比110.9%)と前年を上回った。外需の好調が続き、内需も前月から回復したことで、2025年暦年(1〜12月)の受注総額は1兆6,043億円(前年比108.0%)に達し、外需が過去最高水準となる1兆1,635億円(同111.5%)を記録した。
■2025年暦年実績
暦年では、外需が1兆1,635億円(前年比111.5%)と2桁成長を達成。中国(同115.7%)が3,901億円と最大市場となり、北米(同117.6%)も3,600億円と大幅増となった。欧州も1,974億円(同104.5%)と堅調だった。
一方、内需は4,409億円(同99.8%)と前年並みにとどまった。
地域別では、中国が引き続き最大の受注先となり、東アジア全体では4,409億円(同113.2%)に達した。北米ではメキシコ(同153.3%)が大幅増となり、欧州ではEU(同104.8%)が堅調を維持した。
■12月単月の動向
12月の外需は1,187億円(同115.1%)と好調を維持。中国(同102.4%)は371億円と高水準を保ち、北米は415億円(同129.6%)と大幅増、特にメキシコ(同407.1%)が急伸した。欧州は222億円(同135.7%)と好調で、EU(同148.1%)が大きく牽引し、特にフランス(同189.5%)とドイツ(同147.2%)が大幅増となった。
内需は399億円(同100.0%)と前年並みを確保。業種別では、一般機械(同105.1%)が堅調で、うち金型(同208.4%)が大幅増となった。航空機・造船・輸送用機械(同103.0%)も好調を維持したが、電気機械(同64.2%)は大幅減となった。自動車(同104.7%)は堅調で、うち自動車部品(同112.8%)が好調だった。
また、販売額は1,801億円(同107.0%)、受注残高は7,574億円(同98.6%)だった。