リープヘル(Liebherr):2026年2月4日
リープヘル・ロジスティクス(Liebherr-Logistics GmbH)は、効率的な積載計画を実現するツール「イージーカーゴ(EasyCargo)」を導入し、物流業務における時間短縮とコスト削減で大きな成果を上げている。
同社は2011年の設立以来、効率性とスピードを強みとしてきた。こうした水準を維持・向上させるため、業務プロセスの継続的な改善を進めており、その中核となるのが、顧客供給を支える信頼性と経済性を両立した積載計画だ。
■数分で完了する積載計画
イージーカーゴは、コンテナやトラック向けの積載計画をオンライン上で数分以内に作成・可視化できる積載計画ソフト。約15万点に及ぶ多様なスペアパーツを在庫として扱う同社では、パレットや梱包形態、車両タイプの柔軟な組み合わせが求められ、従来の手作業による積載計画は時間と労力を要していた。
こうした課題を受け、複数の計画ソフトを比較検討した結果、直感的な操作性、ウェブベースのアプリケーションである点、計画内容をシステム上から直接共有できる点が評価され、イージーカーゴの採用を決めた。最大で90%の時間削減と、積載スペースの最適活用が可能になるとしている。
■試験導入で効果を確認、26年に大幅なコスト削減へ
イージーカーゴはすでに数カ月にわたり試験導入されており、輸送車両や荷姿を個別に設定できる点が、同社の業務要件に適合した。2025年10月には、同ツールを用いてシンガポール(Singapore)向け40フィートコンテナの積載・出荷を実施し、一定の成果を確認した。
月間平均のトラック出荷を基に、手作業とソフト利用時の積載計画時間を比較したところ、顕著な効率化効果が明らかになった。これにより、2026年には5桁ユーロ規模のコスト削減を見込んでおり、同社は今後の展開に期待を寄せている。
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