コマツは2月5日、100%子会社のコマツアメリカを通じ、米国SRC of レキシントン(SRC of Lexington, Inc.)が手掛ける建設・鉱山機械用コンポーネントおよび部品のリマニュファクチャリング(リマン)事業を買収すると発表した。クロージングに必要な手続きの完了を条件に、2026年2月末までの完了を予定している。連結業績への影響は軽微としている。
リマンは、長時間稼働した建設機械・鉱山機械から回収したコンポーネントを新品同様に再生し、オーバーホールのタイミングに合わせて提供する循環型ビジネス。コマツは、エンジンやトランスミッションなどのキーコンポーネントを自社開発・生産する強みを生かし、新品と同等品質のリマン製品を新品より低価格で供給している。顧客のライフサイクルコスト低減と環境負荷低減の両立を実現し、2010年度から2024年度にかけて取扱高は4倍に拡大した。
SRC of レキシントンは、2009年にコマツが北米のリマン事業を譲渡した際に設立された企業で、その後も北米リマン事業における主要サプライヤーとして取引を継続してきた。近年、北米で販売された砕石・鉱山向け機械の稼働増加を背景にリマン需要が高まっており、今回の事業譲受により供給体制の強化を図る。
コマツは2005年にチリ、2007年にインドネシアでリマン拠点を設立し、現在は世界16カ国45拠点に展開している。北米最大級の需要地に自社のリマン専用拠点を新たに保有することで、北米での事業基盤を強化するとともに、グローバルで拡大するリマン需要への対応力を高め、同事業のさらなる成長を目指す。
<会社概要>
会社名:SRC of レキシントン(SRC of Lexington, Inc.)
設立:2009年
所在地:米国ケンタッキー州レキシントン
代表者:ロブ・シアー(Rob Shear)
事業内容:建設・鉱山機械用コンポーネントおよびコンポーネント部品の生産・販売
コメントを投稿するにはログインしてください。