・米国アーカンソー州ジョーンズボロに生産拠点新設
ニチレイ(東京都中央区)は2月3日、グループの食品事業を担うニチレイフーズの北米子会社イノバジアン・キュイジーン・エンタープライゼズ(InnovAsian Cuisine Enterprises Inc.)が、米国デラウェア州に新会社を設立し、段階的に増資することを決定したと発表した。新会社は資本金がニチレイの資本金の10%以上となる見込みで、特定子会社(孫会社)に該当する。
新たに設立するのはニチレイ・グローバル・フーズ(Nichirei Global Foods, LLC)。米国市場で拡大が続くアジアンフーズ需要を背景に、サプライチェーン基盤の構築や商品開発機能の強化を進め、ブランド浸透と事業拡大を図る。イノバジアン社を中核とした北米事業の成長戦略の一環として位置付ける。
米国ではアジア系人口の増加を背景に、冷凍アジアン食品市場が中長期的に高成長を続けると見込まれている。ニチレイはこうした市場環境を踏まえ、現地での開発・生産体制を強化することで、持続的な事業成長につなげる考えだ。
新会社の資本金は、設立当初の1,000米ドルから、2026年3月~9月にかけて総額約1億6百万米ドルを段階的に出資し、最終的に約1億570万米ドルとする計画。イノバジアン社が全額出資し、ニチレイが間接的に議決権の100%を保有する連結子会社となる。
生産拠点については、米国アーカンソー州ジョーンズボロに新設を予定しており、北米市場向け冷凍食品の開発・生産拠点として活用する。なお、本件が連結業績に与える影響は軽微としている。
<プロジェクト概要>
プロジェクト名:北米冷凍食品事業強化プロジェクト
事業主体:ニチレイ・グローバル・フーズ(Nichirei Global Foods, LLC)
親会社:イノバジアン・キュイジーン・エンタープライゼズ(InnovAsian Cuisine Enterprises Inc.)
所在地:米国デラウェア州
事業内容:冷凍食品の開発・生産
投資額:約1億6百万米ドル(2026年3月~9月に段階的出資予定)
生産拠点:米国アーカンソー州ジョーンズボロ(予定)
スケジュール:2026年2月設立予定、2026年9月までに増資完了予定