米テレックス、REVグループとの合併完了、特殊機械分野で世界有数メーカーに

テレックス(Terex ):2026年2月2日

テレックスは2月2日、REVグループ(REV Group)との合併手続きを完了したと発表した。これにより、同社は多様な製品ポートフォリオと高い成長性を備えた、特殊機械分野における世界有数のメーカーとして新たな体制をスタートさせた。

今回の合併により、両社の補完的な製品群を統合。緊急車両、廃棄物・リサイクル関連機械、電力・公益向け設備、建設機械などを含む幅広い特殊機械分野で、規模と競争力を一段と高める。

テレックスのサイモン・ミースター社長兼CEO(Simon Meester)は、「REVグループとの統合は、テレックスの変革における重要な節目だ。幅広い特殊機械を有する大規模なリーダーが誕生し、高いシナジーを生み出すポートフォリオが形成された」とコメント。「より強靭な売上基盤のもと、収益性の高い成長を加速できる独自のポジションを確立した。両社の強みを最大限に生かし、顧客と株主に真の価値を提供していく」と述べた。

■2028年に年率7,500万ドルのシナジー創出見込む

両社の統合により、2028年時点で年率ベース7,500万ドル規模のシナジー創出を見込む。このうち約50%は、今後12カ月以内に実現する計画だ。テレックスとREVグループはいずれも、過去に大規模な企業統合を成功裏に遂行してきた実績を持ち、今回も計画どおりのシナジー実現に自信を示している。

統合後の新会社は、資本集約度の低下や健全なレバレッジ水準、強固なフリーキャッシュフロー創出力といった財務面での強みも特徴とする。

■REV株は上場廃止、テレックスとして取引継続

合併完了に伴い、REVグループの株式はニューヨーク証券取引所(New York Stock Exchange)での取引を終了し、上場廃止となった。統合後の会社は、引き続きテレックス(Terex Corporation)として、NYSE(NYSE: TEX)で取引される。

■テレックスの概要

テレックス(Terex Corporation)は、緊急サービス、廃棄物・リサイクル、電力・公益事業、建設分野などの基幹産業向けに特殊機械ソリューションを提供するグローバルメーカーである。消防車、救急車、レクリエーショナル・ビークル(Recreational Vehicles)などの特殊車両をはじめ、廃棄物収集車、資材処理機械、高所作業車(Mobile Elevating Work Platforms)、電力会社向け設備などを設計・製造する。

米国を中心とした製造拠点に加え、欧州、インド、アジア太平洋地域で事業を展開。グローバルな販売・サービスネットワークとデジタルソリューションを通じ、機械のライフサイクル全体を支援し、顧客の投資価値最大化に貢献している。

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