ジェイテクト、25年4〜12月売上は1.3%増の1兆4,033億円

ジェイテクトは2月3日、2026年3月期第3四半期(2025年4〜12月)連結決算を発表した。売上収益は1兆4,033億円で前年同期比1.3%増となり、営業利益は378億円で8.0%増、税引前利益は422億円で45.1%増、親会社の所有者に帰属する四半期利益は213億円で114.6%増となった。1株当たり四半期利益は67.07円と、前年の29.00円から大幅に上昇した。

全体の業績は、米国の関税政策など不確実な環境が続く中、自動車関連分野を中心に底堅く推移したものの、中国市場の競争激化や産業機械市場の回復遅れが一部で影響を及ぼした。それでも売上収益は前年比182億円増、事業利益は119億円増と堅調に伸ばし、販売増加や原価改善効果が利益を押し上げた。

■ 事業セグメント別業績

事業セグメント別では、自動車部門の売上収益が9,964億円で1.8%増、事業利益が247億円で51.1%増と好調。円高や欧州・中国での販売減少があったが、日本や北米での増加が寄与した。一方、産機・軸受部門は売上収益2,565億円で2.3%減、事業利益96億円で59.3%増。北米・アジアの販売増を円高や欧州事業譲渡が相殺したが、原価改善で利益を伸ばした。工作機械部門は売上収益1,505億円で4.8%増、事業利益124億円で2.5%増。日本や北米の販売増加が円高の影響を上回った。地域別では、北米やアジアの伸長が目立ち、中国や欧州の厳しさが全体に影を落とした。

■ 通期連結業績予想は修正
通期連結業績予想は修正され、売上収益1兆8,800億円で前期比0.2%減、事業利益650億円で0.1%増、営業利益550億円で43.0%増、税引前利益550億円で78.1%増、親会社の所有者に帰属する当期利益250億円で82.3%増、1株当たり当期利益78.54円を見込む。修正は本日公表の業績予想修正に関するお知らせを参照し、為替前提を1米ドル150円、1ユーロ173円(第4四半期は155円、180円)としており、販売動向やコスト変動を反映したもの。

ジェイテクトの2026年3月期第3四半期決算短信

第3四半期決算概要

第3四半期決算補足資料