アトラスコプコ、独マインツのフィルター販売会社ツィントを買収 プロセスろ過事業を強化

アトラスコプコ(Atlas Copco) :2026年2月3日

スウェーデンの産業機械大手アトラスコプコは2月3日、ドイツのフィルター販売会社ツィント・フェアファーレンステクニック(Zind Verfahrenstechnik GmbH & Co. KG、以下ツィント)を買収し、同社事業がアトラスコプコ・グループの一員となったと発表した。買収により、ドイツ市場におけるプロセスろ過ソリューションの展開を強化する。

ツィントはドイツ・マインツ(Mainz)に拠点を置き、1998年設立。従業員数は11人。空気・ガス・プロセス液体向けのフィルターカートリッジやカプセル、フィルターハウジングおよび関連スペアパーツを取り扱う。主な顧客は、製薬、水処理、電子、食品・飲料分野をはじめとする各種産業向けメーカー。

アトラスコプコでコンプレッサ・テクニック事業(Compressor Technique)を統括するフィリップ・エルネンス氏(Philippe Ernens)は、「ツィントをグループに迎えることができ、大変うれしく思う。今回の買収は、当社のプロセスろ過ソリューションをさらに強化するという戦略に合致しており、ドイツにおけるプレゼンス拡大につながる」とコメントした。

買収金額は非公表。ツィントの2024年売上高は約680万ユーロ(約7,800万スウェーデンクローナ)だった。買収後、同社事業はアトラスコプコのコンプレッサ・テクニック事業内にある医療ガスソリューション部門(Medical Gas Solutions division)に編入された。

アトラスコプコ・グループは、圧縮空気・真空ソリューション、エネルギー関連機器、排水・産業用ポンプ、産業用電動工具、組立・マシンビジョンなど4事業分野を展開。2025年のグループ売上高は1,680億スウェーデンクローナ、従業員数は約5万6,000人としている。

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