宮崎県は1月26日付で、山洋製作所(宮崎県宮崎市)を県の立地企業(増設)として認定したと発表した。同社は輸送用機械器具メーカーで、自動車等の電力や電気信号の伝達に使用するワイヤーハーネスの製造等を手掛けている。
今回の計画は、南海トラフ地震等による津波被害を未然に防ぐため、津波浸水想定エリア内にある現本社工場を、エリア外の地区に移転するもの。BCP(事業継続計画)の強化を図ることが目的。
新工場は宮崎市佐土原町下田島字上ノ薗7826番地28に設置する。敷地面積は1万1,729平方メートル、延床面積は6,266平方メートル。設備投資額は2億5,500万円を見込む。
操業計画では、2026年1月に着工し、同年8月に完成、9月から操業を開始する予定。新規雇用は2026年度から3年間で計12人を計画しており、各年度4人ずつ採用する。
生産計画では、2026年度に11億円、2027年度に12億円、2028年度に13億円、2029年度に14億円、2030年度に15億円と段階的に拡大していく方針。
同社は1981年10月に有限会社として設立され、ホンダロックの協力工場として創業を開始。2001年10月に本社及び本社工場を現住所へ移転し、2007年7月には宮崎市誘致企業認定を受けて新工場を竣工した。2015年11月には高鍋工場でも生産を開始している。現在の従業員数は84名、売上高は11億8,900万円(2024年9月)。
今回の移転により、災害リスクの低減と事業継続体制の強化を実現し、地域経済の安定化にも寄与することが期待される。
<進出計画概要>
∙ 工場名: 株式会社山洋製作所 本社工場
∙ 代表者: 代表取締役 山田孝典
∙ 工場設置場所: 宮崎県宮崎市佐土原町下田島字上ノ薗7826番地28
∙ 敷地面積: 11,729.82㎡
∙ 建築面積: 3,123.49㎡
∙ 延床面積: 6,266.06㎡
∙ 設備投資額: 2億5,500万円(2026年度)
∙ 新規雇用者数: 12人(2026年度4人、2027年度4人、2028年度4人)
∙ 事業内容: 輸送用機械に使用するワイヤーハーネス等の製造及び組立
∙ 生産計画:
∙ 2026年度 11億円
∙ 2027年度 12億円
∙ 2028年度 13億円
∙ 2029年度 14億円
∙ 2030年度 15億円
∙ 操業計画:
∙ 着工 2026年1月
∙ 完成 2026年8月
∙ 操業開始 2026年9月