米オシュコシュ、25年通期売上は2.9%減の104億ドル 4Qは3.5%増の26.9億ドル

・10〜12月売上は3.5%増の26.9億ドル
・第4四半期EPSは2.10ドル、調整後EPSは2.26ドル
・2025年通期EPSは10.02ドル、調整後EPSは10.79ドル
・2026年EPSガイダンスは10.90ドル、調整後EPSは11.50ドル
・四半期配当は1株当たり0.57ドルに設定

オシュコシュ2025年第4四半期と通期データ

オシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation):2026年1月29日

ウイスコンシン州オシュコシュ—(BUSINESS WIRE)—専用車両・機器の大手であるオシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation、NYSE:OSK)は、2025年第4四半期および通期決算を発表した。

第4四半期(2025年10〜12月)の純利益は1億3,380万ドル(希薄化後1株当たり2.10ドル)となり、前年同期の1億5,310万ドル(同2.33ドル)から減少した。調整後1純利益は1億4,430万ドル(同2.26ドル)で、前年同期の1億6,930万ドル(同2.58ドル)を下回った。

第4四半期の連結売上高は、前年同期比9,070万ドル(3.5%)増の26億9,000万ドルとなった。職業用(ボケーショナル)部門における価格改善や、アクセス部門での販売数量増が主な増収要因となった。

一方、連結営業利益は前年同期比5.3%減の2億1,200万ドル(売上高営業利益率7.9%)となった。前年同期は2億2,390万ドル(同8.6%)。製品ミックスの悪化や製造間接費の増加が響いたものの、インセンティブ報酬費用の減少や販売数量の増加が一部を相殺した。調整後1営業利益は7.9%減の2億2,590万ドル(同8.4%)だった。

■CEOコメント
オシュコシュの社長兼最高経営責任者であるジョン・ファイファー(John Pfeifer)氏は次のように述べている。
 「2025年は、当社の人材と革新的な製品に支えられ、想定内の形で力強く締めくくることができた。職業用部門の堅調な業績、アクセス部門の強い販売、輸送部門のマージン改善により、第4四半期の調整後EPSは2.26ドルとなった。米国郵政公社(United States Postal Service、USPS)向け次世代配達車両(Next Generation Delivery Vehicle、NGDV)の生産拡大を進めており、消防車の米国内生産能力への投資も2026年にかけて継続する」

 「2026年は、受注残の厚みと技術革新の勢いを背景に、職業用および輸送部門での改善を見込む。一方、非住宅建設市場の低迷がアクセス部門に影響する見通しだが、当社の『ピープル・ファースト』の文化と戦略投資は、長期的な価値創出につながると確信している」とした。

■事業セグメント別状況
<アクセス(Access)>
第4四半期の売上高は前年同期比1.3%増の11億7,000万ドル。北米での販売数量増が寄与したが、販売値引きの増加が一部を相殺した。営業利益は30.5%減の9,930万ドル(売上高比8.5%)と大きく落ち込み、価格とコストの不利な関係や製品ミックス悪化が影響した。調整後営業利益は1億300万ドル(同8.8%)。

<職業用(Vocational)>
第4四半期の売上高は4.7%増の9億2,240万ドル。販売数量は減少したものの、価格改善が寄与した。廃棄物収集車の販売減を、自治体向け消防車両や空港向け製品の伸びが補った。営業利益は26.5%増の1億4,030万ドル(同15.2%)と大幅に改善し、調整後営業利益は1億4,960万ドル(同16.2%)となった。

<輸送(Transport)>
第4四半期の売上高は6.2%増の5億6,670万ドル。USPS向けNGDVの生産立ち上げ、国際向け戦術車両や重戦術車両の販売増が寄与した。一方、国内向け軽戦術車両(JLTV)プログラムの縮小が一部で減収要因となった。営業利益は52.0%増の2,280万ドル(同4.0%)と大幅増益となった。

■通期業績
2025年通期の売上高は前年比2.9%減の104億2,000万ドル(約1兆6,000億円、154円換算)、純利益は5.0%減の6億4,700万ドル(希薄化後EPSは10.02ドル)となった。前年は売上高107億3,000万ドル、純利益6億8,140万ドル(同10.35ドル)。販売数量の減少や製造間接費、保証関連費用の増加が利益を圧迫した。調整後純利益は6億9,630万ドル(同10.79ドル)で、前年の7億7,270万ドル(同11.74ドル)を下回った。

■2026年見通し
2026年の希薄化後EPSは約10.90ドル、調整後EPSは約11.50ドル、売上高は約110億ドルを見込む。

■配当
取締役会は、普通株1株当たり0.57ドルの四半期配当を決定した。2026年2月17日時点の株主名簿に記載された株主を対象に、同年3月3日に支払う。

■オシュコシュ・コーポレーションについて
オシュコシュ・コーポレーション(Oshkosh Corporation、NYSE:OSK)は、専用設計の車両・機器を手掛けるグローバルメーカー。本社はウィスコンシン州。世界で約1万8,000人を雇用し、JLG®、ピアース(Pierce®)、MAXIMETAL、オシュコシュSシリーズ(Oshkosh® S-Series™)、マクネイラス(McNeilus®)、IMT®、ジェルダン(Jerr-Dan®)、フロントライン・コミュニケーションズ(Frontline™ Communications)、オシュコシュ・エアポート・プロダクツ(Oshkosh® Airport Products)、オシュコシュ・エアロテック(Oshkosh AeroTech™)、オシュコシュ・ディフェンス(Oshkosh® Defense)、プラット・ミラー(Pratt Miller)などのブランドで150カ国以上に展開している。

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