エスビー食品、タイ新工場建設に着手、東南アジア事業を本格強化

・2027年度後半の稼働目指す

・ハラル対応製品を生産

エスビー食品(東京都中央区)は1月30日、タイ現地法人「S&B Foods (Thailand) Co., Ltd.」が、タイ王国チョンブリ県に新工場の建設を開始したと発表した。海外生産体制の強化を目的としたもので、2026年11月の竣工、2027年度後半の稼働開始を予定している。

新工場は敷地面積約1万3千平方メートル、延床面積約5,500平方メートルの3階建て。鉄筋コンクリート造を基本とし、一部鉄骨造となる。生産品目はハラル認証に対応した即席カレー製品などを予定しており、イスラム圏を含む東南アジア・オセアニア地域での販路拡大を見据えた体制となる。
同社は「2043年に海外売上高比率40%超」という長期目標を掲げており、特に経済成長が見込まれ、日本食への関心が高い東南アジア・オセアニア地域を優先市場と位置づけている。今回の現地法人設立と新工場建設により、サプライチェーンの強化と製造・物流面の効率化を図り、日本式カレーの普及を加速させる方針。

■環境配慮も徹底 建設電力は再エネ100%

建設工事では、施工を担当する戸田建設のタイ現地法人と連携し、工事用電力の全て(約200MWh)を再生可能エネルギー由来の電力で賄う取り組みを実施している。建設段階からクリーンエネルギーを導入することで、持続可能な生産体制の構築を推進する。

同社グループは「おいしく、健やかで、明るい未来」というビジョンのもと、海外事業拡大、スパイス&ハーブの機能性研究、人財育成の3つを長期テーマに掲げている。今回のタイ新工場建設は、グローバル市場での競争力強化に向けた重要な一歩となる。​​​​​​​​​​​​​​​​

<S&B Foods (Thailand) Co., Ltd. 工場概要

  • 所在地:タイ王国チョンブリ県
  • 敷地面積:12,992.0㎡
  • 延床面積:5,536.0㎡
  • 規模構造:3階建て(鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造)
  • 建物竣工:2026年11月(予定)
  • 稼働開始:2027年度後半(予定)
  • 生産品目:ハラル認証に対応した即席カレー製品等

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