HD建機、蔚山キャンパスで「ライトハウス・ファクトリー」プロジェクト始動

・AI・ビッグデータ・IoT活用のデジタル製造基盤を本格導入、2027年認定目指す

HD建機(HD Construction Equipment):2026年1月21日

HD建機は、蔚山(ウルサン)キャンパスにおける「ライトハウス・ファクトリー」プロジェクトのローンチ式典を、蔚山GOC(グローバル・オペレーション・センター)で開催した。式典には、文在英(ムン・ジェヨン)最高経営責任者(CEO)のほか、朴燦赫(パク・チャンヒョク)副社長(品質・生産担当)ら、HD建機およびHD韓国造船海洋(HD Korea Shipbuilding & Offshore Engineering)の役員・社員など約30人が出席した。

ライトハウス・ファクトリーは、AI(人工知能)、ビッグデータ、IoT(モノのインターネット)といった先端技術を活用し、世界の製造業の将来像を示す「灯台」の役割を果たす次世代工場を指す。世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)と米マッキンゼー(McKinsey & Company)は2018年以降、年2回、世界の主要工場を評価し、ライトハウス・ファクトリーを選定している。

HD建機は2025年5月に完成した蔚山キャンパスのスマートファクトリーにおいて、自動化工程の比率を拡大するとともに、生産・品質管理体制を高度化した。具体的には、生産ラインと物流ラインの統合、全工程における製品のリアルタイム位置追跡、金属加工部品の生産ラインへの溶接ロボットおよびビジョンセンサーの適用、建設機械組立ラインへの無人搬送車(AGV)やAIベースの品質検査システム導入などを進めている。

今後は、蔚山キャンパスを中心に、生産・物流を含む全製造プロセスに加え、設備、品質、サステナビリティ管理、サプライチェーンまでをカバーするデジタル運用システムを構築し、2027年までのライトハウス・ファクトリー認定取得を目指す。

AI、ビッグデータ、IoTを活用したリアルタイム分析と先行対応により、予測精度の向上と運用最適化を図り、生産性と安全性の最大化につなげる考えだ。

文CEOは「急速に変化する製造環境において、ライトハウス・ファクトリーの実装は、HD建機の中長期的な製造競争力を強化するうえで不可欠だ。蔚山キャンパスを起点に、デジタル基盤の製造革新システムを全事業所へ展開し、世界トップレベルのスマート生産体制を確立していく」と述べた。

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