・新型サイズとオートノミー対応ツールを追加
ディア社(Deere & Company):2026年1月22日
米国カンザス州オラセ発――農業機械大手ジョン・ディア(John Deere、NYSE: DE)は、2027年モデルイヤー(MY27)に向けた耕起(ティレッジ)製品の大幅アップデートを発表した。新サイズの追加とオートノミー(自律走行)対応の拡大により、農家は多様な圃場条件や経営規模に対応しやすくなり、作業効率の向上、残渣管理の改善、パス数の削減を実現できる。
マーケティングマネージャーのマイケル・ポーター(Michael Porter)氏は「今回のポートフォリオ拡充は、農家からの声――すなわち自らの経営規模や作業スケジュールにぴったり合うツールの必要性――を反映したものだ。新サイズの導入とオートノミー対応の拡大により、収穫後から播種前までの厳しい時期に重要な圃場準備作業をより効率的にこなせるようになる」とコメントしている。
■ハイスピードディスク(High-Speed Disk:HSD)ラインアップに2セクション新型モデルを追加
2025年初頭に投入されたハイスピードディスク(HSD)シリーズをさらに強化。今回、新たに2セクション構成のモデルを15フィート、19フィート、22フィート、25フィートの4サイズでラインナップに加えた。小規模圃場や輸送制限のある地域、トラクターサイズの制約がある農家でも、従来の大型モデルと同等の二季対応性能、優れた残渣処理能力、仕上がり品質を享受できるようになった。
これらの新型2セクションHSDは、工場出荷時からオートノミー対応とし、耐久性に優れたフレーム設計と残渣流れの改善を継承。大型モデルと同様に1日当たりの作業面積を拡大しつつ、高いパフォーマンスを維持する。
ポーター氏は「小型でコンパクトなハイスピードディスクを求める顧客の声に応え、従来のHSDが持つ性能と仕上がり品質を維持しながら、柔軟性を大幅に高めた」と説明した。
■オートノミー対応耕起ツールの選択肢を拡大
労働力不足への対応と生産性向上を求める農家のニーズを受け、ジョン・ディアはオートノミー対応耕起機の拡充を加速。2026年モデルでは、2730コンビネーションリッパー(2730 Combination Ripper)と2230フィールドカルチベーター(2230 Field Cultivator)の64フィートおよび69フィートモデルに、工場出荷時からのオートノミー対応を標準装備した。
これらのツールは、オートノミー対応トラクターとシームレスに連携可能。従来の農学性能を維持しつつ、将来的な自律作業への移行を容易にする。
さらに、2016年以降の2730コンビネーションリッパー所有者向けに、ジョン・ディア純正のPrecision Upgradeキットを用意。夏2026年から受注開始予定で、既存機を低コストでオートノミー対応にアップグレードできる。一方、フィールドカルチベーター用キットはすでに販売中で、即時導入が可能だ。
■DAシリーズ施肥機の名称変更でポートフォリオ統一
施肥機(アプリケーター)ラインアップの整理を図り、従来の2510H(2510H Nutrient Applicator)をDAシリーズ(DA Series Applicators)へ名称変更。性能や耐久性は従来通りで、複数シーズンにわたる信頼性を維持する。
ポーター氏は「ジョン・ディアは引き続き顧客の声を反映し、あらゆる規模の経営に対応した耕起ポートフォリオの拡充・統一を進めている。MY27アップデートにより、証明された耐久性、柔軟性、技術対応力を提供し、農家の生産性最大化を支援する」と強調した。
詳細は公式サイトJohnDeere.comまたは最寄りのジョン・ディアディーラーへ問い合わせを。
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