・球磨川水系流域治水の一環、排水機能の信頼性向上に貢献
荏原製作所は1月27日、国土交通省 九州地方整備局 八代河川国道事務所が発注した「袈裟堂川排水機場」のポンプ新設工事を受注したと発表した。熊本県南部の治水対策強化を目的とする事業で、大型ポンプ4台を新設する。
同排水機場は、熊本県南部を流れる一級河川・球磨川に合流する袈裟堂川の下流部に位置する。今回の工事は、球磨川水系流域治水プロジェクトの一環として実施されるもので、新たに排水機場を整備し、大型ポンプを設置することで、豪雨時の排水能力と設備の信頼性を高める狙いがある。これにより、流域の浸水リスク低減と地域住民の安全・安心な暮らしの実現に貢献する。
新設されるのは、立軸斜流ポンプ(900VZGE型)で、口径900ミリ、吐出量2.25立方メートル毎秒、揚程3.0メートルの仕様を4台導入する。工事期間は2025年12月から2028年3月までを予定しており、施工場所は熊本県八代市坂本町西部地先となる。
荏原は、雨水排水機場分野において国内トップクラスのポンプ納入実績を有し、全国各地で新設、更新、改造工事を数多く手がけている。長期ビジョン「E-Vision2030」では、「地球にやさしい社会」「安全・安心に過ごせる社会インフラ」「水や食に困らない世界」の実現を掲げ、治水・防災インフラ分野を通じた持続可能な社会づくりへの貢献を進めている。
同社は今後も、官公庁案件を中心に防災・減災分野での受注拡大を図り、社会インフラの強靱化に寄与していく考えだ。
<プロジェクト概要>
事業名:袈裟堂川排水機場 ポンプ新設工事
発注者:国土交通省 九州地方整備局 八代河川国道事務所
設備内容:立軸斜流ポンプ(900VZGE型)4台新設
ポンプ仕様:口径900mm/吐出量2.25m³/s/揚程3.0m
工事期間:2025年12月6日~2028年3月17日
施工場所:熊本県八代市坂本町西部地先