ドイツ機械工業連盟(VDMA:Verband Deutscher Maschinen- und Anlagenbau) :2026年1月27日
欧州連合(EU:European Union)とインド(India)との自由貿易協定(FTA)妥結について、ドイツ機械工業連盟(VDMA)は、輸出志向の機械・プラント産業にとって大きな前進になるとの見解を示した。
VDMAのティロ・ブロートマン専務理事(ティロ・ブロートマン/Thilo Brodtmann)は、「輸出志向の機械・プラント産業にとって、ルールに基づく貿易は呼吸に必要な空気と同じだ。EUとインドの自由貿易協定は、貿易摩擦が激化する世界において、まさに必要不可欠な酸素を供給するものだ」と評価した。
その上で同氏は、「EUは役割を果たした。この協定によって、欧州はルールに基づく貿易を支持し、無秩序な“ジャングルの掟”に反対する明確なシグナルを発信した。輸出志向の機械産業にとって、本日は祝うべき日だ」と述べ、合意の意義を強調した。
インド市場については、「当業界にとって最も成長が速く、かつ戦略的に極めて重要な市場の一つ」と位置付けた。2024年には、ドイツからインド向けの機械輸出額がすでに43億ユーロを超えているという。
今回の協定により、平均7.5%とされる関税の引き下げに加え、技術的貿易障壁の緩和が進む見通しで、欧州の機械メーカーにとって競争力強化につながると期待されている。
VDMAは、EUとインドのFTAが、欧州機械産業の中長期的な輸出拡大とインド市場での存在感向上を後押しする重要な枠組みになるとして、今後の具体的な制度設計と早期発効に期待を示している。
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