・代替エンジン搭載で4次規制対応、多様な荷役作業に対応
コベルコ建機は1月28日、国内港湾向けラチスブームホイールクレーン「MK650」の販売を再開したと発表した。同社はエンジン認証プロセスにおける問題により、該当エンジン搭載製品の新規受注を停止していたが、代替エンジン搭載機の出荷準備が整ったことで販売を再開する運びとなった。
販売再開するMK650(型式:MK650A)は、カミンズX12エンジンを搭載し、特定特殊自動車平成26年排出ガス規制(4次規制)に対応している。DPFシステムとSCR(選択触媒還元)システムを組み合わせた排出ガス後処理装置を採用することで、高い環境性能を実現した。
同機は最大定格総荷重65トン×3.0メートル、ブーム長さ5.6~33.0メートルを誇り、バケット(クラムシェル)作業やクレーン作業など多様な港湾荷役作業に対応する。ハードな作業環境に対応するため、広角シーブを標準搭載。構内作業だけでなく、港から港への移動もスムーズに行える高い機動性を備えている。
走行性能も充実しており、最高走行速度39キロメートル毎時、最小回転半径は4WS時11.7メートル、8WS時6.8メートルを実現。作業時質量は基本姿勢で51トン、車両総重量は走行時41,165キログラムとなっている。
エンジンはカミンズX12を採用し、定格出力321キロワット(1,800回転毎分)を発揮。全油圧式H型アウトリガの張出幅は7.46メートルで、安定した作業が可能だ。
同社は港湾作業の効率化と環境性能の両立を図る製品として、MK650の販売再開により港湾荷役市場でのシェア拡大を目指す。
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