柳工、油圧ショベル生産で新記録達成、柳州・常州両拠点で生産能力が大幅向上

・2025年12月、年産1万台と累計12万台を相次ぎ達成

柳工 (LiuGong): 2026年1月19日

Screenshot

中国の建設機械大手、柳工機械股份有限公司(柳工)は2025年12月、油圧ショベル事業において柳州および常州の主要製造拠点で相次いで生産記録を更新したと発表した。これは同社の油圧ショベル分野における量産体制とスマート製造レベルが新たな段階に到達したことを示すもので、第14次五カ年計画(2021-2025年)の締めくくりに華を添える成果となった。

■柳州拠点:年産1万台を達成、過去最高を更新

12月29日午後、柳工油圧ショベ・スマートファクトリーにおいて、2025年の1万台目となる油圧ショベルのラインオフ式典が開催された。柳工の羅国兵・副党委書記兼副董事長兼総裁は式典で「油圧ショベル事業は柳工の第15次五カ年計画における戦略上の重要な柱である。年産1万台という歴史的な新記録達成は、サプライヤーパートナーとショベルカー事業全従業員の不断の努力の結晶であり、『使命必達』という柳工精神の体現だ」と述べた。

同スマートファクトリーは2023年11月に正式稼働を開始した。柳工スマート国際工業パークの先駆けプロジェクトとして、ロボット、AI、IoTなどの先進技術を深く活用しており、現在は13トンから200トンまでの全シリーズでフレキシブルなスマート生産を実現している。生産プロセスの自動化、デジタル化、スマート管理により、生産効率と資源利用率が顕著に向上した。

常州拠点:累計12万台を達成、国内外市場で同時展開

お12月25日、柳工東部研究開発製造拠点でもマイルストーンを迎えた。常州における油圧ショベル生産の累計12万台目が正式にラインオフし、国内市場と海外市場に同時出荷される。

同日、常州の油圧ショベル事業部門は主要業務分野を網羅する7つの突撃隊の設置を発表した。突撃隊メンバーは隊旗に向かって「顧客第一、使命必達!」と力強く宣誓し、困難に立ち向かう決意を示した。

2025年、東部研究開発製造拠点の生産量は前年比約20%増加した。海外市場全体の販売量は同25%増を記録し、欧米市場向けのレンタル事業と多機能アタッチメント事業が新たな成長ドライバーとなった。国内市場では、クローラー式油圧ショベルの市場シェアで業界トップ3の地位を維持し、ホイール式ショベルカーの販売量は前年比100%超の高成長を達成した。

■部門間連携が生産能力向上を支える

これらの好調な販売実績の背景には、油圧ショベル事業各チーム間の綿密な連携がある。受注急増、人員逼迫、部材不足などの複合的な課題に直面する中、製造チームは生産ラインのスマート化を推進し、専用ロボットと自動検査設備の導入により製造の標準化を実現した。MES(製造実行システム)とWMS(倉庫管理システム)により、生産プロセスの可視化とデータ管理を達成している。

技術チームは「スマート」と「グリーン」の2方向で研究開発を展開。3D補助掘削、自動計量などの実用技術を開発してオペレーターの操作性を改善するとともに、電動化製品の開発投資を拡大し、スマート動力マッチング技術などにより燃費性能を大幅に向上させた。調達チームは「動的モニタリング+主体的攻略」モデルを導入し、サプライヤーパートナーとの高効率な協働体制を構築して、生産の安定稼働を支えている。

2026年、油圧ショベル事業は「上下一致、内外整合、前線指揮、同期共振、一歩先行」の運営理念を堅持し、第15次五カ年計画の新たな発展段階を着実に開始する。「三全(全製品、全市場、全サービス)」戦略を継続して推進し、販売規模と収益性の同時向上を図りながら、グローバルな高付加価値油圧ショベルブランドという目標に向けて確実に前進していく方針。​​​​​​​​​​​​​​

ニュースリリース