院庄林業、大型設備投資で久米工場を拠点化、国産材ラミナと2×4材の新市場開拓へ

岡山県は1月15日、院庄林業(岡山県津山市)が計画する大型設備投資について、「大型投資・拠点化促進補助金」の活用を決定したと発表した。国産材の付加価値向上と新市場開拓を目的に、同社久米工場(岡山県津山市)に新たな製造ラインを導入する。

院庄林業は、国産材の製材・販売や、集成材、プレカット材の製造・販売を手掛ける。今回の投資では、集成材用ラミナの国産化を一段と進めるとともに、国産スギを活用したツーバイフォー住宅用材の生産により、新たな住宅市場への参入を図る。

導入する設備では、JAS構造用製材、集成材用ラミナ、ツーバイフォー住宅用材、板材の製造を行う。投資額は約64.5億円で、このうち岡山県の補助金は約2.9億円を予定している。2026年2月に着工し、2027年6月の操業開始を計画している。

同社は、国産材需要の拡大や安定供給体制の構築が求められる中、製造拠点の高度化と生産能力の強化を進めることで、競争力向上と地域林業の活性化につなげる考えだ。

院庄林業は1955年設立。本社を岡山県津山市に置き、久米工場を主要生産拠点として事業を展開している。2024年12月期の売上高は200億円、従業員数は286人。今回の大型投資を通じて、国産材加工の中核拠点としての位置付けを強める。

<プロジェクト概要>
所在地:岡山県津山市くめ50-68
事業所:院庄林業 久米工場
投資額:約64.5億円(県補助金:約2.9億円予定)
事業内容:JAS構造用製材、集成材用ラミナ、ツーバイフォー住宅用材、板材の製造
着工時期:2026年2月
操業開始:2027年6月

ニュースリリース