・水リスク管理と情報開示を評価、生物多様性・水害対応を強化
住友重機械工業は1月19日、国際的な環境非営利団体であるCDPが公表した「水セキュリティレポート2025」において、取り組みおよび情報開示が優れた企業に与えられる最高評価のAリスト企業に選定されたと発表した。
同社グループは1991年に環境方針を制定して以降、環境汚染防止や水資源の有効利用に継続して取り組んできた。近年は、生物多様性に関わる水リスクを重要課題と位置付け、自然関連財務情報開示タスクフォース(TNFD)に基づく情報開示も開始している。
水資源は同社事業において大量に使用する資源ではないものの、事業継続に不可欠な要素と捉え、長期にわたり使用量削減や管理高度化を進めてきた。また、気候変動の影響により激甚化する豪雨や洪水を背景に、油類の漏洩など操業時の水リスクへの対応も強化している。
今後は、操業地域の水環境に配慮しながら、水資源の有効活用に加え、油類・化学物質の漏出防止を含む水質汚濁防止対策、水害リスクへの備えを一段と強化していく方針である。
CDPは、企業や自治体の環境対応に関する情報を収集・分析・開示する英国拠点の国際NGOで、現在は130兆ドル超の資産を保有する680以上の投資家と連携している。評価は8段階で行われ、Aリストは最上位に位置付けられる。住友重機械グループは2012年から気候変動分野、2017年から水セキュリティ分野でCDPへの回答を継続している。
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