メッツォ(Metso) :2026年1月14日
メッツォは、鉱山および骨材分野の顧客向けに展開するライフサイクルサービス(LCS:Life Cycle Services)契約を拡大し、2025年に世界各地で100件を超える新規契約を獲得した。対象はグローバルおよび地域の鉱山会社、大手骨材メーカーで、同社は主要パートナーとしての地位を一段と強化している。
新たなLCS戦略では、プロアクティブなパートナーシップ、デジタルソリューション、サステナビリティを重視。設備稼働率の最大化、生産性向上、操業安全性の確保を通じて、顧客の事業価値向上を支援する。現在、世界で稼働中のLCS契約は600件超に達しており、包括的なサービスメニューと専門家ネットワークにより、環境配慮と事業目標の両立を可能にしている。
契約期間は平均3年で、最短12カ月から複数年にわたる長期契約まで幅広い。受注は契約内容や期間に応じて段階的に計上され、金額の詳細は非開示。新規契約の3分の2超は鉱物(ミネラルズ)部門で、残りは骨材(アグリゲーツ)部門で計上された。
2025年10月には、成果重視型パートナーシップへと舵を切る新たなLCSモデルを導入した。枠組みは「スタビリティ(Stability)」「オプティマイゼーション(Optimization)」「グロース(Growth)」の3段階で、部品供給からフローシート全体の運用支援までをカバーする。近年は「クラッシング・アズ・ア・サービス(Crushing as a Service)」や「ポンプ可用性契約(Pumps Availability)」といった新サービスも投入し、顧客の設備投資抑制、信頼性向上、安定した操業性能の確保に寄与している。
メッツォのヘイッキ・ラクセルLCSオファリング開発責任者(Heikki Laxell)は、「LCSは成果を重視したパートナーリングの在り方だ。専門知見の共有やリスク分担、継続的な最適化を通じて、顧客の戦略目標達成を支援する。顧客ごとの戦略に適合したパートナーシップを提供し、成長に専念できる環境を整える」と述べている。
メッツォは15年以上にわたりLCSを展開しており、グローバルな拠点網と地域密着の体制を生かし、迅速な対応と安定したパフォーマンスを提供している。
同社は、骨材、鉱物処理、金属精錬分野で持続可能な技術とエンド・ツー・エンドのソリューション、サービスを提供するグローバル企業。フィンランド・エスポー(Espoo)に本社を置き、2024年末時点で約50カ国に約1万7,000人の従業員を擁する。2024年の売上高は約49億ユーロ。ナスダック・ヘルシンキ(Nasdaq Helsinki)に上場している。
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