建設用クレーン大手のタダノは1月16日、3月27日付(同日開催予定の定時株主総会終結後)の取締役人事を内定したと発表した。新たに社外取締役2名を迎え、取締役2名が退任する。
新任の社外取締役候補は、株式会社小松製作所(コマツ)の小川啓之取締役会長(64)と、ジャパン・アクティベーション・キャピタル株式会社パートナーの穐田正太郎氏(51)の2名。
小川氏は1985年に小松製作所に入社後、国内外の工場長や調達本部長、インドネシア総代表などを歴任。2019年4月に代表取締役社長・CEOに就任し、2025年4月から現職の取締役会長を務めている。建設機械業界で豊富な経験を持つ同氏の招聘により、タダノは事業戦略やグローバル展開に関する知見の強化を図るものとみられる。
一方、穐田氏は東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)を経て、モルガン・スタンレー証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、JPモルガンで投資銀行業務に従事。2023年12月からジャパン・アクティベーション・キャピタルのパートナーを務めており、金融・投資分野の専門性を取締役会にもたらすことが期待される。
退任するのは、合田洋之取締役執行役員常務と石塚達郎社外取締役の2名。
今回の人事により、タダノは建設機械業界の知見と金融・投資の専門性を取締役会に加え、ガバナンス体制のさらなる強化を目指す。